最近実家には昼寝をしに帰っています。
何せ名古屋JKファクトリーから近いからね。

先日友人に長渕剛のシークレットライブに招待してもらいました。
実家には長渕剛のCDがたくさん置いてあります(デビューアルバム「風は南から」から「SORA」まで)。
ライブに行くまでに気分を盛り上げようと、押入れに眠っていた剛のCDを漁っていました。
すると、以前私の特集が載っていた冊子が偶然目に入りました。
以前といってもここ数年というモノではなく、まだK-1に出る前のモノです。
2004年の9月のルンピニースタジアムで行われたディーゼルレック戦の前のことであります。
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なんとなく手にしてパラパラめくると、とても懐かしい若いころ、すなわち23歳の私がそこにいました。
私はある場所に
「私は成功したい、心からそう思っている」
と書き綴っています。
しかしその冊子には
「僕は必ず成功する」
とハッキリ言っています。
なかなかやるじゃないか。
よし若い頃の佐藤嘉洋よ、今の私もそう断言してやろうじゃないか。

「私は必ず成功する、気の合う仲間と共に」

引き続きパラパラめくって行くと、私と同じく特集されていた人がいました。
年齢を見ると同い年。
ああ、そういえばそんな人もいたっけ、とうっすらと思い出しました。

ところで、ここで特集はされているけど、今この人何やってんだろう?
もう世の中からは消えちゃってはいないだろうか?
「私はちゃんと生き残っているぞ」というちょっとイヤらしい思いを込めて、ほんとにただ「なんとなく」iPhoneで検索してみました。

……そしたらビックリなんのって。
私はこの人の経営するお店に自分の時計を修理に出していたんです。
近所の時計屋でちょっと納得のいかない対応をされて、なら自分で探そうとネットで探し、ここのホームページの心あるテキストに惚れて速攻で決めました。

当時の様子を私のTwitterから引用します。
2013年1月22日
「具体的な故障の場所がわからないのに6万円は出せないわね。
時計の修理の見積もりってそんなもんなんかな。
『どういう場所のこの部位がこれこれの理由で壊れていて、とても繊細な部分なので少し値が張りますがいくらします』
という説明があれば納得してお金を出せるんだけど。
違う店で試そう。」


2013年2月15日
「ここは知り合いでも何でもなく、ネット検索して見つけた。以前見積もりしてもらった時計修理の会社より断然丁寧な説明、見積もりをしてもらったので、快く修理を依頼することにした。大事な時計だからね。

今、婚約の時計のオメガを修理してもらってるんです。
家宝の時計だったから、いい加減な説明の見積もりを受けたところはお断りしたんですよね。」

何故か勝手に運命めいたものを感じて、Facebookで検索してみました。
いました。
友達申請をポチっと。

そしてFacebook上で会話のやり取りをチラホラとして、「ぜひ食事行きましょう」ということになり、先週末ほんと久しぶりの再会を果たしたわけです。

彼と久しぶりの再会といっても私はどこであったかも覚えておらず、私の中ではほぼ初対面。
冊子の中の人と会った、という感覚。
私がネット上でナンパして友達になったようなモノだから、Facebookを出会い系として活用した良質な例になったわけです。

話も弾み、彼の感性にも大変感銘を受けました。
同い年ながら、凄い人がまだまだ近くにいるもんだな、と。
私なんかよりも経営者として数倍キレ者で天才性を感じたところは、心友の「Be Top」のちょんまげ社長と相通ずるところがありました。

時計の修理は、この会社が存続する限り、永遠にこちらにお任せしよう、と決めました。

良縁を紡いだなー。
話に夢中で写真を撮るのも忘れてしまったけど、それは多分楽しかった証拠。
気の合いそうな仲間をまた一人見つけた、そんな気がした先週末でした。
下の写真には彼も写っています。
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そんな中居伊織さんの経営する

みなさんも「なんとなく」や「偶然」の力を大切にしてくださいね。
私はそれらに何度助けられてきたことか。

明るく生こまい
佐藤嘉洋