こんなときこそ明るく生こまい

アウェーで勝つということこそ本物へ近付く近道です。
きっと自分はまだまだなんでしょうね。
佐藤嘉洋物語第３章もなかなか手ごわいじゃないですか。
ええ、すべて乗り越えてやりますよ。
目先の一勝一敗に一喜一憂するんじゃなくて、
自分の決めた目標に向かって一直線です。


私が日本を発ってから、
とんでもない大地震が日本を襲いました。
ツイッターで繰り返される惨状のつぶやき、
そして助け合い、支え合い、励まし合いの数々、
日本の惨状に胸を痛め、
みなの愛の溢れる行動に目頭が熱くなりました。
ツイッターで我が祖国の誇りを一句詠ませてもらいました。


助け愛
励まし愛見て
支え愛
日出ずる国の
愛出ずる民


そして大惨事のまっさなかに私はイタリアで戦うことになりました。
今の私に何ができるかといったら、
魂込めたファイトを見せることで、
みんなに勇気を与えることしかないって。


現段階の自分の確立しようとしているスタイルは、
とにかく前に出て積極的に攻めること。
映像は下にもリンク張りますが、
ＹＯＵＴＵＢＥで見てください。
自分のやるべき、とにかく前に出るというスタイルは貫けたかなと。
だから胸を張って帰ります。
負けたが何が悪い。
自分の戦いはできた。
このまま、より強くなっていけばいい。
選手としても人間としても。
歩んでいる方向は間違ってない。
貫こう。自分を。


早くも今年全勝の目標は途絶えました。
夢は遠ざかった。
だから今年の目標を一敗に変えます。
私はアホだから、何度でも立ち上がります。
格闘技を通じて私は人生勉強をしているのです。
今回もたくさんのことを学び、
良い経験になりました。


勝ったときは、もし負けていたときのことを考えて気持ちを沈ませ、負けたときは、もし勝っていたときのことを考えて気持ちを持ち上げるようにしています。
そうすれば自分を見失うことは少なくなります。
今回は負けてしまったけれど悲観する内容ではないし、
それに１月の試合でできなかった反省点を克服できたのです。
もうそれでいいじゃないですか。


確かに結果が全てなんですけどね。
でも負けたときはそう言うことで自分を納得させるしかない。
腐らずに生きていきます。


下の写真は勝ったとき用のインタビューでＴＶに映そうと思っていた絵です。
試合会場行く直前に思いついて書きました。
残念ながらＴＶでは映せませんでしたが、
ブログでみなさんにメッセージを送りたいと思います。


みなさん、こんなときこそ明るく生こまい。笑って生こまい。ですよ。





明るく生こまい
笑って生こまい
佐藤嘉洋