マフィア青木シリーズ


実は私が追い続けていたマフィア青木だが、
このところ音沙汰がなかった。
風の噂によるとどうやらメキシコの方ででかい仕事をしていたようだ。
そしてこれまた風の噂によると超極悪の細菌兵器を世界中に巻き散らしてきたらしい。
マフィア青木たった一人に世界は踊らされているのだ。


そんなマフィア青木が名古屋に帰ってきた。
帰ってきた瞬間を私は忘れない。
なぜなら五月晴れの空が一瞬にして土砂降りに変わったからだ。
まるで名古屋の空が号泣しているようだった。


そんなマフィア青木のバイクにメキシコで一番でかいマフィア『チョリチョリ・タッコス』のマスクが貼ってあった。
メキシコのマフィアはメキシコ発のプロレスであるルチャをこよなく愛している。
そこでタッコスとマフィア青木が決闘するときにタッコスはマスクを被って戦ったのだが、
メキシコで一番のマフィアも世界で戦うマフィア青木の敵ではなかった。
メキシコ国内と世界では戦うステージが違ったのだ。
そして無残にもマスクは剥がされ、メキシコのマフィアの誇りの象徴であるマスクを奪い去ってしまった。
このメキシコのマフィア『チョリチョリ・タッコス』が二度と立ち上がれなくなったのは言うまでもない。


これが衝撃の写真である。
車体側面の太陽の仮面がメキシコマフィアのマスクである。
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今後も生ける伝説、世界のケダモノ、マフィア青木を追い続けていこうと思う。