過去の海外遠征記リンク集


昨夜の西山茉希級のとたこの踊り食いに大変満足した私は、今朝もすっと気持ちよく目覚めることができた。
朝の5時に。


今日からまた日本に戻って練習だ。
連日の慣れない環境での仕事に疲れはしたが、
肉体の疲労も抜け、精神のスタミナも回復した。


早朝から宿泊先のホテルから空港までのリムジンが出るホテルまでタクシーで向かう。
リムジンには前日カラケス選手を破ったシュルトさんも一緒だった。
シュルトさんは


『サトー、君は結婚してるのかい』


私はしてると答え


『子供はいるのかい』


私は子供は9カ月ですと答え


『子供もキックボクシングをやらせるかい』


私はやらせるかもしれないが、奥さんは反対してますと答え


『誰が反対しても、きっと子供もやるだろうさ。ハッハッハ』


私はオウ、ザッツライトと答えた。
Sn3p0069


空港に向かう途中、信じられない毒ガスを運転手に捲かれ、
私とシュルトさんは窒息死しそうだった。
運転手はまったく謝ることなく、窓ガラスを気持ち開けただけだった。
上の写真は綺麗な空気のおいしさを実感している表情である。


韓国のインチョン空港はアジアでも屈指の広さらしく、
免税店もたくさんあって、一つの空港の中にエルメスが三つも入っていた。
そんなにいらんだろ。
買わなかったがエルメスのスカーフを店員に見せてもらい、
値段を聞いてみると日本で買うよりも三割ほど安い。
さすが免税、タックスフリーだ。


フライトまで時間があったので、何か書きたいなと思った。
このとき家に忘れてきたバイオを恋しく思った。
私のカバンの中にはバイオケース、バイオの充電器、バイオのマウスが入っている。
しかし出発直前に本体だけを机の上に忘れてきてしまったのだ。
まさに本末転倒。
本体が無ければ、何の付属品も役に立たない。
グローブとマウスピースとセコンドは用意してあるのに肝心の選手本人が会場に来なければ試合にならない。これと同じだ。
まあでも忘れてきてよかったのかもしれない。
なぜなら韓国にバイオを忘れてきたことによって執筆欲が溜まり、
帰国してからのブログを書くペースがアップしたからだ。


どんな欲でも多少は溜めておくと、暴発して強いエネルギーを発するものだ。
しかし溜め過ぎは毒だから注意が必要だ。
性欲、食欲、睡眠欲などの生理的欲求はもちろん、
物欲、達成欲、承認欲などの社会的欲求も多少は溜めておくと、発散あるいは達成したときには、
欲求が溜まってないときに比べて気持ちいいものだ。
男なら・・・わかるだろ。
再三に渡って私も言っているが、私の達成欲はこの五年に渡って溜まっている。
これ以上溜めるのは毒だし、これ以上溜めても無駄。
逆に溜め過ぎると欲が無くなってしまう。
ここで達成する。五年も煮え湯を飲まされ続け、我慢し続けた。
ここで・・・達成する。


久しぶりにこんなに日を詰めて書いている。
まだまだ書きたいことがたくさん溜まっている10月は割とブログ書くかもね。
じゃあまた私のクレイジーツイッターで会いましょう。
アンニョハセヨ。


明るく生こまい
yoshi-HERO