今回はどうやらちゃんと試合があるようで良かったです。
明日の10時の便で名古屋を発ちます。

ちょっと中学時代のエピソードを一つ話してしまいます。
僕の中学時代の学業の成績は2年の3学期まではいたって普通でした。
9教科で内申点が29だったかな。
美術はずっと5だったんで、他がオール3でした。

それでまあ、高校受験ということで塾に入りました。
はっきりいって塾や学校なんてものは先生がどれだけ優秀でも
本人にやる気がなければ全くなんの意味もありません。
もちろん僕も全くやる気が当時はなかったので、
ただ単に友達と喋りたいから、塾に行っていたようなものでした。

その塾には普通科と特進クラスに分けられていて、
もちろん僕も当然のように普通科でした。
特進クラスにはオール4以上、つまり内申36が必須でした。

その特進クラスの奴に一人いや~な奴がいて、
何をするのにも「お前等は普通科だからな~」と
最後には決まってこのセリフを言う奴がいたんですよ。

その当時は尾崎豊や長渕剛の影響で学歴社会にへどが出そうな僕だったんで、
(と言いながら塾にちゃっかり入っている僕)
そいつの言う事言う事本当にむかついていました。
まあそいつも良いところもありましたけどね。

そのセリフ言われるのが本当にしゃくに障るし、
うっとうしかったのでこいつを黙らせてやろうと思い、勉強しはじめました。
そして鬼の集中力で毎日ジムにも行かず勉強をしました。
その結果内申点29から中学3年の1学期の内申点は

一気に39まであがりました。

僕の通知表には3は一つもありませんでした。

この塾では僕のこの偉業は伝説になり、
他の支部とかでも話題になっていたようです。
そして僕は晴れて特進クラスに入り、
そいつにもう何も言わせなかったのは言うまでもありません。

下のほうからわめいてたって、そいつには何にも相手にされませんからね。
僕は自分の力でそいつの位置まで這い上がって口ではなく、
行動で示したわけです。

小学校のときから通知表にはやれば出来る子、やれば出来る子、
と書かれ続けうんざりしていました。
しかし、やれば出来たんです。この頃からちょっぴり自分に自信がつきました。

僕の目標はあと最低でも2年以内にキック一本で飯を食うということ。
今のキック界ではなかなか出来る事ではありませんが、
やろうとしなければ始まりません。

やれば出来る子といわれているうちはまだ何もやっていないんだ。
僕はやるといったらやる男に変わりました。
あきらめないと言ったらあきらめない男です。
土曜日の試合も最後まであきらめることはないでしょう。
我慢比べのような厳しい戦いになると思います。

しかし、目標を持った佐藤嘉洋がどれだけの力を発揮するかは
自分が一番良くわかっています。
そしてハートで負けることのない僕が勝つでしょう。
素晴らしい仲間も後ろについているからね!