Ca3a0163
昨日のK-1は本当に良い大会でしたね。
ジム内でも誰が優勝するか競い合いましたが、
今年もうちの会長が連覇して予想を当てました。
私も来年こそは当てたいと思います。
・・・といっても二年連続でエロジマンを予想していたんですけど。


さて、それでは昨日の感想を。読みやすくするため敬称略です。


リザーブマッチ。
ピーター・アーツVSグーカン・サキ。
ピーターとは名古屋のクラブで一度遊んだことがあり、
個人的にもファンです。
しかし、今後のためにもサキに勝ってほしいという気持ちでした。
サキのローキックは本当に走っていて、相当な威力を持っていますね。
結果的に右ストレートでダウンを取られて判定負けをしましたが、
サキの実力は本物だと思います。
100kg以下での活躍を今後も期待しています。
いやしかし、サキのローは走ってる。
右クロスも良い。
勉強になりました。


本戦 準々決勝
バダ・ハリVSルスラン・カラエフ。
ルスランは記者会見のときからあまり集中力を感じず、テンションも妙に高かった。
ああいうときって、とんでもなく勢いを出せるときと、まったく出せずに終わるときと二パターンあると思います。
私の2006年の世界トーナメントでブアカーオにKOされたときも同じでした。
記者会見のときに集中力がなく、妙にハイテンションでした。
もしルスランがこの試合にKO勝ちしてたら、昨日の大会は全然違うものになっていたかもしれません。
あくまでも・・・なっていたかもしれません。って感じ。
結果論。


アリスター・オーフレイムVSエヴェルトン・テイシェイラ。
組んでからのひざ蹴り二発は反則ですが、
一応アリスターの技の形を見ていると、一発目はテンカオ(組まずのヒザ)です。
総合の癖なのかどうかはわかりませんが、
テンカオのときに体をそらさずに体ごと打っていくヒザ蹴りでしたね。
本来は体をそらして打ちます。その方が腹に突き刺さりますから。
しかし、その癖で微妙なタイミングになってしまいましたね。
スローだと一瞬手は離れているようにも見えましたが。


セーム・シュルトVSジェロム・レ・バンナ。
人それぞれだとは思いますが、私はわざわざ来日を遅らせるのは体のためにもマイナスですね。私ならね。


レミー・ボンヤスキーVSエロール・ジマーマン。
1Rにダウンを取られましたが、2R、3Rのエロジマンの反撃は素晴らしかったです。
両者力を出せた好勝負でした。


準決勝
バダ・ハリVSアリスター・オーフレイム。
力の差に歴然としました。
バダハリが組まれた時にあんなに吹っ飛ばされるなんて。
あれはやばい。
去年のダイナマイトのときにアリスターは控室が一緒だったんですけど、


『どれ。どのくらいデカイんだろう。』


と近くにいって、体を見に行ったんです。
本当にあの体はやばい。
上腕二頭筋なんかホント冗談抜きに私の3倍くらいあった。
試合はバダハリが圧力に負けずにカウンターを合わして、
よく勝てたと思います。
今大会一番盛り上がった瞬間ではなかったでしょうか。


セーム・シュルトVSレミー・ボンヤスキー。
1R開始早々レミーがダウンを奪いますが、
セームにダメージはあまり無い様子でした。
そのあとはシュルトの大逆襲が始まりました。
レミーにとっては天敵のシュルトでもあるし、
エロジマンとの試合でのダメージが深く、
シュルトの攻撃を前に崩れ落ちました。


ワンマッチ  京太郎VSタイロン・スポーン
6年くらい前はまだ私と同じくらいの階級だったスポーン。
ちょっと交差しかけたときもあったのです。
MAXで二連覇したら、私も85kgくらいまで増やしてヘビーに行きます。
85kgでも腹筋割れた状態を維持したい。
試合は見てないので何とも言えません。


決勝 バダ・ハリVSセーム・シュルト
負けたバダ・ハリの健闘ばかり称えられていたが、
一番強かったのはシュルトである。
それは変えようのない真実。
勝った者がすべて持っていくのが勝負の世界。
ただデカイだけだと思われているが、シュルトは高い技術を持ち合わせている。
デカイだけで強いなら、ただ身長のデカイ人が一番強い。
ヘビー級は体重制限もないのだから仕方がないでしょう。


同門対決になるが、ぜひアリスターとの試合を見てみたいです。
それかもう1R交代で2VS1のハンデマッチとか・・・
それくらい強い。


本戦が一試合以外すべて1RKOだなんて、すごい興業でしたね。
私ももっと連続でKOできるように精進します。
そして結果を出し、良い試合を続け、野球やサッカー以上に競技として社会に認められるような競技になってほしい。


明るく生こまい
yoshi-HERO