K-1に出たいと言い始めてから初めて日記書くことになります。
色々な人から色々な意見を聞かせてもらって、僕自身の中でも色々考えました。
それでもやっぱり最後に決めるのは自分自身なので、
自分に後悔の無いように生きようと心から思っていました。

うちのジムがムエタイ志向であることで僕自身の中でものすごい葛藤がありました。

「俺がK-1に出たいと言ったら、このジムに居られなくなるかもしれない。
それでも俺は誰が何と言おうとこのジムが好きだ。」

そう思ってずっと会長には言えずにいました。
僕はここで二つの選択を考えました。

ひとつめは今までの恩や義理、そして言わば僕は名古屋JKFの駒の一つであるので
自分の意見など言わずに会長の考える道に黙ってついていくという選択。

ふたつめは周りのことなど考えずに自分のやりたいようにやるという選択。
僕は後者を選びました。

そして名古屋JKFの所属という最高の環境でK-1を目指せるということが嬉しかった。
それでも僕は思います。
ひとつめの選択を選んでいる選手はたくさんいて、
その選択はそれで、男としてものすごくかっこいい選択だと思います。
でも僕にはそれができなかった。どうしても挑戦したいと思ったから。
自分のこの選択が将来どう転ぶかはわかりませんが、
今はこの選択に胸を張って生きていこうと思っています。