現在進行形の過去最強
明日から東京入ります。
今風呂で汗を流している最中です。


2011年初戦は東京の後楽園ホールでやることになりました。
チケットは指定席は完全ソールドアウトで、あとは立ち見が少々出るくらいです。
喜ばしい限りです。


格闘技通の方には、
え?
後楽園ホールのキャパと日本武道館や横浜アリーナのキャパを考えろ。


と言われそうですが、どんな小さな会場であろうがチケットが売り切れになれば嬉しいものですよ。
それに満員の会場というのはキャパの広さうんぬんは関係のない、
特殊な熱気があるものなのです。


例えば一万人のキャパで五千人入るより、
二千人のキャパで二千人入っていた方が、
特殊な熱気を味わえるのです。


無論、一万人のキャパで一万人入った方が、我々のファイトマネーも上がり、
主催者の実入りも多くなるので、それに越したことはありません。


自分のようなファイターは飛び道具はありませんので、
一大会一大会を全力で戦い、その熱を観客の皆さんに感じてもらうことしかありません。
年末の自演乙選手と青木真也選手の試合は、
一ラウンド目がK-1ルール、二ラウンド目が総合ルールという、
いかにもダイナマイトらしいミックスルールで行われました。
いわゆる格闘技好きだけではなく、世間一般に届く試合と言われるケースです。
二ラウンド目の総合ルールで、自演乙選手がまるでミルコクロコップが乗り移ったかのような膝蹴りで、
まさかの勝利を勝ち取り、大変な盛り上がりを見せました。
自演乙選手のアップセットは素晴らしいもので、
世界トーナメントでは悔しい思いをした分、評価としては十二分にお釣りがくるほど株を上げたのではないでしょうか。
自演乙選手はまさに飛び道具で株を一気に上げました。


自演乙選手の勝利にはとても刺激を受けましたし、
素晴らしい結果だと思いました。
また、試合全体もしくは試合前後の思いに関しては大晦日と元旦のTwitterでの呟きが私の感想です。


私の本当の年明けは1月9日になります。
私の中の本当の新年の挨拶は1月9日にします。
まあでも世間の常識として、心はこもっていませんが一応ご挨拶しておきます。


あけましておめでとうございます。


相手もまた相当強い選手を用意してもらいました。
強い選手に立ち向かい、自らの勝利を信じ、自分の戦いをし、
そして勝利を掴みます。
前回の試合からあまり間がありませんでしたが、
しっかりと良い練習を積み重ね、
今回もここ最近いつものセリフが言えそうです。


現在進行形の過去最強です。


二千人超の皆さん、そしてガオラをご覧の一億人の皆さん、
今回は後楽園ホールで会いましょう。


明るく生こまい
佐藤嘉洋