こんにちは晴れ佐藤春夫記念館スタッフTです。


和歌山も梅雨明けを迎え、暑い日が続いていますかに座


今日は見ごろを迎えている、佐藤春夫記念館のノウゼンカズラをご紹介します。



望郷詩人のつぶやき  ~佐藤春夫記念館だより~ ・ノウゼンカズラ


ノウゼンカズラは、ノウゼンカズラ科の落葉蔓性植物。中国原産で、日本には平安時代に渡来したものだそうです。中国名は「凌霄花」といい、佐藤春夫も大好きだった花ですハチ


「凌霄」という字は彼の戒名にも用いられているくらいなんですよビックリマーク


(ちなみに「凌霄」には、「宇宙」や「志の高さ」に通じる意味が含まれているそうひらめき電球

佐藤春夫の法名の命名者は、兵庫県明石市にある無量光寺の住職でもあった小川龍彦です。

この方は法然の研究でも知られた人で、彼は若い頃に佐藤春夫邸に出入りしています。

無量光寺に佐藤春夫のお墓があるのは、こんなご縁からなんですって。

佐藤春夫は、門弟さんが多い!!

このことからも、どれだけ佐藤春夫がこの花を愛していたかが分かりますよねニコニコ




望郷詩人のつぶやき  ~佐藤春夫記念館だより~














ノウゼンカズラは佐藤春夫記念館のアーチにかかるように咲いています。


高校生の頃、この記念館を訪ねたことがありました。

その時もノウゼンカズラが優美な姿で出迎えてくれたことを覚えていますドキドキ


この姿もあと暫らくの間・・・・

佐藤春夫の愛でた花を見に、またささやかな涼を求めに、皆様どうぞ佐藤春夫記念館へおいでください流れ星

お待ちしておりますさくらんぼ