
世田谷区へベビーシッター利用支援事業の導入を求める陳情について
今週25日の子ども若者施策等特別委員会にて、付託された「ベビーシッター利用支援事業の導入をもとめる」陳情の審査を行います
※陳情書内容:
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/18581/seigan7-3.pdf
私たち会派としては、ベビーシッターの利用支援事業について推進すべきという立場をとってきました。なので、今度の25日も趣旨採択の予定です。
これまでと保育・子育て支援関連で状況が変わってきていることとして、
「第1子保育料の無償化が9月から始まること」と、働き方がより多様化していることが挙げられます。
第1子保育料の無償化は、これにより、保育所に通うすべての子ども達の保育料が無償化になることになります。
一方で、多様な働き方が広がる中、フリーランスや副業をいくつかかけもっているような働き方では認可保育所申込に必要な指数が足りないため入れない状況は続いているので(少子化傾向により、認可保育所の空きも偏在する中、需給のミスマッチはまた別の課題でもありますが)、認可保育所を利用していない子育て家庭への支援という意味でも重要な事業です。
東京都ベビーシッター利用支援事業:
陳情書をだされる0⁻1歳児の保護者の方たちとは、2月ごろから意見交換をしてきましました。署名活動を行っているとのことで、
そちらにも協力をしてきたところです。
※署名活動(継続中):
意見交換をし始めたころは、「23区中、大田区と世田谷区のみが、導入をしていない」状況だったのに、
今年度から大田区は開始を予定していたようで予算審議→開始となり、ついに世田谷区のみが未導入となります。
これまで、区は、「密室の保育の危険性」「虐待リスク」を理由に、導入を進めなかった経緯がありますが、この辺のリスクについては、見守りカメラやセンサーといったデジタルツールを併用することで低減も可能なはずです。
23区中22区が導入済みなことをみてもわかるように、この事業を導入するメリットのほうを当区以外は重視し意思決定をしているわけで、当区だけ取り残されたままでいいのか?という状況です
25日の審査、他の会派がどう動くかわかりませんが、この事業を引き続き導入しないとするのであれば、代替案があるのか?確認しながら、趣旨採択に持っていけるようにしたいところです。
※この件について、ショート動画も挙げています。よかったらご覧ください☆