「知っておきたい!災害時の子どもの居場所とホンネ」を拝聴して
先日、災害時の子どもの居場所をテーマにした講演
「知っておきたい!災害時の子どもの居場所とホンネ」に伺い、
お話を伺ってきました。
講師は、外遊び推進テーマでこれまでもさまざま連携してきた神林さん(かんぺーちゃん)↓
外遊び推進や、遊びを通じての子どもの育ちをテーマに活動してこられた神林さんが、
能登震災の際に現地入りをして避難所での子ども達の支援に入られた様子や、save the children※1と連携して取り組んでいること、こども家庭庁の動き※2などなど様々お話伺いました。
※1 Save the children/能登震災関連の活動:
※2こども家庭庁「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業(被災したこどもの居場所づくり支援
思い返せば、東日本大震災を契機に、ようやく「女性の視点」が災害時の避難所運営や防災の様々な枠組みに
取り入れられるようになってきたように思います。
そして、東日本大震災や熊本地震では語られることのなかった「災害時の子どもの居場所」というテーマがようやくクローズアップされてきているというか、これを機に、「子どもの居場所」を災害時の避難所運営や地域防災計画※3、等々、様々な制度設計に反映させていかなければならないのだろうと思います。
※世田谷区 地域防災計画:
https://www.city.setagaya.lg.jp/documents/18731/honpen1.pdf
お話の中にあったように、平時から「どのような場所が災害時に子どもの居場所になりうるか」を議論していくこと、そういったことを一緒に考え災害時に連携できるような地域の団体同士が平時から繋がっていること等々・・課題は多々ありますが、
「子どもの意見表明」や「子どもの権利」が様々な場面で取り上げられてきて、災害時のこのテーマについても制度設計ができる素地はできてきていますし、そのための提案もしていきたいです。
今月末は、輪島市でプレーワーカーズによる外遊びイベントがあるとのこと。この日は、区内で他のイベント等あるので
輪島市に伺うことはできませんが、いつか、こういった被災地での外遊びのイベントにも参加したいです。