世田谷区の進めるエコ住宅補助制度について | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

世田谷区の進めるエコ住宅補助制度について

住宅における省エネや創エネなど環境性能を高めるべく設置された「エコ補助金」制度。

区のHPより:

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/003/d00190129_d/fil/R5_rif_rinove.pdf

↑このリーフレットもそれが載っている区HPの説明も、改めて見てみて結構わかりにくいです(ありがちですが・・)

 

この補助金は、例えば、屋根の高反射率塗装や窓の二重窓化といった改修工事に際し、それを施工するの事業者(区内事業者限定)の方が依頼主からの施工内容について区に申請書を提出→区のほうで審査をし→補助金の決定をするという流れのもの。

この夏の猛暑をうけて、様々な形で区民の方や事業者の方からお声をいただいてきました。

 

区内リフォーム事業者や建設事業者の方からは、申請書を提出してから決定まで1か月かかり「時間がかかりすぎる」「オンライン申請にしてほしい」といったご意見。

HPにエクセルの申請書類フォーマットが載っているのですが、一回紙に出力し記入し(手書き)提出しなければならないそうです。せめて入力→メールにファイル添付でも可能にしては?と考えます。

また、高反射率塗装については、使用する塗料のカタログも添付が必要となっており、「該当する塗料は10種類しかなく毎回同じカタログをつけるので不要では?」との声も頂きました(使用する塗料について、カタログ内で特定するそうですが、別にカタログ自体を添付する必要はなさそうな・・)

 

他方、今回、政策経営部主導で、行政経営改革の様々なプランを展開しようと区議会にも説明があり、それによれば

こうした審査業務について外部委託を取り入れ、業務量を圧縮させていくとしています。

業務プロセスの見直しが必要と認識しているのはいい方向と思いますが、

政経部主導の見直しの手を借りるまでもなく、メール添付での提出を可とするとか、カタログはカタログ名やリンクを張っておけば可とするといった改善はすぐにでもできると思います。

 

地球沸騰化といわれるほどの猛暑を受けて、区民の皆さんが気候変動や環境エネルギーへの意識が高まる中で、

ニーズの増える補助事業については、処理能力を高めるべく業務改善を進めていただきたいです。(という趣旨で今週の本会議でも取り上げます)