自然エネルギー活用した自治体間連携について
先月末、新潟県十日町市の松之山温泉の地熱電力を世田谷区に供給してもらうとして決まった自然エネルギーの連携。
※十日町市との自治体間連携についてのイメージ図:
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/003/000/d00189027_d/img/008.png
世田谷区では、自然エネルギーを供給してもらうことでの自治体連携のスタイルをこれまでも
川場村・長野県・弘前市(青森)と展開してきて、今回の十日町市で4自治体目となります。
世田谷区が連携しているこれらの自然エネルギー含め、自然エネルギーの仕入れ業者であるみんな電力※の方にお話し伺い機会があり、改めてこの、自然エネルギーによる自治体間連携の意義について考える機会がありました。
※みんな電力:
当区では、これまでこれら供給してもらった自然エネルギーについて、
区立保育園、区立幼稚園、児童館、本庁舎と区の公共施設や子ども関係の施設に取り入れており、
そのことで子どもたちへの環境教育につなげる効果も狙っていますが、それだけでなく、このことによって生まれる「交流」というキー。
地方から自然エネルギーの供給を受けるこが起点となって、環境教育だけでなく、発電した場所を訪れたりその地域の農業体験などの交流が生まれ、地方においては交流人口・関係人口という資源に繋がっていくという点。
まだこれまでの連携自治体に対して展開はありませんが、たとえば、区立保育園・幼稚園の子どもたちが長野県を訪れたり、
今回の松之山温泉の地熱は世田谷区立世田谷中学校にも供給されるので、そこの子どもたちが松之山を訪れたりといった交流に発展していくといいなと思います。
自然エネルギーを起点とした連携とその先の交流、環境教育に繋げられそうな自治体はほかにもありますし、
これからまだまだ拡がりが期待できそうです。
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