安全に通えるのか?!北沢小に移転した場合の通学路の件
6月の代表質問でも触れた、池ノ上小学校改築※に際し、区教育委員会事務局が提示した「(改築期間中)北沢小への移転」という案。
※耐震数値が基準以下(0.2)であることが2月に判明し、急きょ改築が決定
一番遠い児童は約2キロとあるのに対し、「どのくらいかかりそう」とか、安全対策が取れそうかどうかということが区教委のほうで
検証しきれていないのに、「(北沢小への)移転ありき」で議論することは、順番が逆だと質疑の際指摘をしました。
その後、保護者の間では、やはり「安全に通える通学路とはいえない」という声とともに、スクールバスを求める声も出始めており
これをうけて、会派で、「実際に子ども達と一緒に歩いてみよう」ということで、7月19日に実施。
歩いたのは、↓こちらの青い線のルート。
下代田公園で集合→池ノ上小を通過し、北沢小へ向かいます。
この日は小学校終業式。
終業式後の娘にも「小学3年にとってどうか」 ということで検証に付き合ってもらいました。
気温は31度。
蒸し暑く、池ノ上小を過ぎたあたり(20分経過)から、歩いている子供達(大人も)バテ気味で、速度が落ちてきました。
途中、3年前に池ノ上小3年生の女の子がトラックに挟まれ死亡した事故のあった場所も通過しました。
駅に向かって、人も車も多い割に道が狭いです。
北沢小についたのは、スタートからちょうど40分後。
歩いたPTAの方たち、子どもたち、会派の4人とも汗だく。「毎日通う距離ではない」が共通の意見でした。
池ノ上小の改築は、耐震数値が基準以下と分かった以上進めるしかないとして、仮設校舎を設けながらの部分改築もできない(小学校周辺の道路も狭過ぎで、校内に工事車両を置かざるおえない)中、移転カードを切るしかないのであれば、やはり、「歩いて通う」以外を検討せざるおえないと感じます。