保育ルームすまいるを見学してきました。 | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

保育ルームすまいるを見学してきました。

今年2月に新しい場所に移った保育ルームすまいるhttp://officesaito-smile.com/を見学してきました。

以前の場所には何度か足を運んだことがありましたが、新しくなってからは初めてで。

 

今日は、待機児の問題に関心があるということで元衆議院議員の三谷ひでひろさんも一緒に行ってきました。

 

まだ築の浅いビルの2Fで園内には調理室もあります↓

↑収納スペースは手作りとのこと。

 

この日は25人のお子ちゃまたちが登園していて、午前中は「大掃除ごっこ」を保育士さんたちが入ってやったとのこと。

 

↑子ども達の中に入ってのワンショット☆

 

世田谷区には、現在、こうした無認可保育施設(区からの補助金ゼロの認可外保育施設)は112ほどあり、この4月からこうした無認可施設に通う利用者にむけた「利用料の補助」を区が始めています※

※無認可保育施設に通う利用者向けの利用料補助:http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/103/129/1806/580/d00145043.html

 

いま、来年4月の認可・小規模保育所の入園にむけての入園選考中ですが、いまの選考基準では、いわゆる「フルタイムで4月復職予定」の場合にでる109点という指数だと、認可・小規模に入れないケースが多くあります。

 

その場合に、次の受け皿となるのが、認証保育所や保育室、保育ママ、家庭的保育といった運営側に何等か補助金が入っている認可外施設(なので保育料は比較的抑えられていることが多い)と、すまいるのような無認可保育施設。

 

このうち、無認可保育施設のほうは、区など行政からの補助金はゼロなので、運営が厳しいという声をよく事業者の方から耳にします(この日もそのような話題もでて)。

 

フルタイムで働いている人たち(109点以上の人たち)にとってもそうですが、さらにいえばフルタイムでない働き方の場合(パートや契約、あるいは在宅・フリー)は、109点以下ですから、こうした認可外保育施設や無認可保育施設がまさに「最後の砦」の存在。

認証保育所や保育室は認可・小規模保育施設の形態に移行が増えてきているので、ますます「109点で入れない人たち」の受け皿は重要になってきていると思います。

 

そうなってくると、その受け皿の担い手に対して、区の補助金はゼロでいいのか?というこで、最近議会でも議論されるようになってきました。

こうした無認可保育施設に対しても、何等かの運営費補助をしてその分区が関与(指導・監督)するような施策が必要になってきているように思います。