都立蘆花公園の一部ででた汚染物質について
公園内の保育園整備第1弾として予定されていた蘆花公園。
9月末にこの保育園整備予定の場所から、基準値を超える「鉛およびその化合物」が検出されたことをうけ、10月の議会でも区としての対応などが取り上げられました。
この公園は、もともと徳冨蘆花の私有地でしたが、没後都に寄附されたことで公園整備となった場所。
環八に面して、西に延びていますが、一部南に突出した感じの土地(半島みたいな)の形状をなしています。
保育課長に聞いたら、この南に延びている部分は、徳冨蘆花ではなく後から追加で、他の民間の宅地所有者からやはり寄附をうけ、公園として吸収した部分も含んでいるとのこと。
その上に、一般の家があったことを考えたら(そこに普通に人も住んでいた)、
今回の基準値を超える鉛・・云々でも、人体に影響はなさそうだし、実際、都のプレスやメディアでもそのような報道(公園一部で検出、でも人体に影響はない範囲)がなされています。
※TBSニュース:http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2901425.htm
これをうけて、昨日の都のプレスリリースでは、この汚染値がでている一部の地区を封鎖し調査に入るとのこと。
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/10/27/19.html
この手のニュースは正確に把握していないと、
蘆花公園全体がもう使えないのかと誤解されたり、「基準値超える鉛」に対する過度な不安にもつながりかねないし、実際自分のところにも不安に思った保護者の方から問い合わせをうけました。
区のほうは、都立公園だからなのか?都が土壌調査・除染を行うからなのか?わかりませんが、ホームページにも一切のこれ関連の告知はいっさいされていません。
でも、保育園を整備するのは区ですし、今回のこの土壌調査&除染によりここの開園が遅れ待機児対策にも影響うけるのも区。
区としても、区民向けに、どこで・何があって・何に・どう影響するのかの情報提供をしてほしいところです。