杉並独自の幼保一体園「子供園」を見学してきました
先週、杉並区で幼保一体化コンセプトのもと独自に展開されている杉並区子供園を見学してきました。
国の制度として設計されている「認定こども園」とは別に、前の杉並区長(山田区長)の時に、区立幼稚園を用途転換し、長時間枠および杉並保育室(0-2歳低年齢児用園)の受け皿としての「3歳児」枠を設け幼保一体の園とする方針決定をしたとのこと。
※杉並区の子供園:http://goo.gl/v2NbdK
世田谷でも昨年度、区立幼稚園9園について、そのうちの5園を区立の認定こども園とする方針を決定しています。
ただ、来年4月から子ども子育て支援新制度が始まる中、認定こども園に用途転換するならば、区立でなく私立でもよいのでは・・?という疑問もあります(国の新制度下では区立の認定こども園は給付対象でないので)
※世田谷区立幼稚園の用途転換についての方針:http://goo.gl/3qvAqy
世田谷では、待機児数がワースト1だのまた増えただの、ということでとにかく「認可保育園を増やす」ことに全力を注いでいる状況(議会もそのような区の対応を要求していますし)。
なので、「待機児状況がある程度落ち着いてから」でないと認定こども園には着手できない、そこを検討するのは先というような見方が区行政にはあります。
・・・ですが、自分は待機児解消策としても、認定こども園は認可保育園同様にワークすると考えています。
というのは、平日・9-17時のフルタイム」以外の働き方の場合で、「子どもをどこかに預けたい」場合、現行認可保育所しかないので、「認可保育園に入るために」勤務時間を長くするような働き方にあわせるようなことも実際におこっているからです。
フルタイム型でない働き方で子育てをする・したい人たちにとっては、認定こども園の短時間枠+必要なときには長時間も利用できる受け皿が、ぴったりマッチするのにも関わらず、認可保育園にしか預け先を求められていないとしたら、このミスマッチの解消は待機児数を減らすことにもつながるはず。
待機児解消という側面以前に、いずれの子どもどのハコ(幼稚園・保育園等)にいっても「ある一定の」幼児教育・保育の場を与えられるよう整備することは非常に重要だと思います。
この辺の考え方について、杉並では「就学前教育」として指針を設定し、小学校主導で幼稚園・保育園・子供園の先生方に対して年3回の研修を施すなどしているとのこと。
※杉並区・就学前教育振興:
http://goo.gl/0ZQhHT
27年4月の子ども子育て支援新制度における認定子ども園や認可保育所等々の給付の基礎となる公定価格が間もなく示されようとしていますが、国の補助がみえてきたところで、区としても認定こども園についてももっと積極的に取り組んでいってほしいところです☆(杉並の山田前区長は、つくづく先見性があったのだと思います・・)
国の制度として設計されている「認定こども園」とは別に、前の杉並区長(山田区長)の時に、区立幼稚園を用途転換し、長時間枠および杉並保育室(0-2歳低年齢児用園)の受け皿としての「3歳児」枠を設け幼保一体の園とする方針決定をしたとのこと。
※杉並区の子供園:http://goo.gl/v2NbdK
世田谷でも昨年度、区立幼稚園9園について、そのうちの5園を区立の認定こども園とする方針を決定しています。
ただ、来年4月から子ども子育て支援新制度が始まる中、認定こども園に用途転換するならば、区立でなく私立でもよいのでは・・?という疑問もあります(国の新制度下では区立の認定こども園は給付対象でないので)
※世田谷区立幼稚園の用途転換についての方針:http://goo.gl/3qvAqy
世田谷では、待機児数がワースト1だのまた増えただの、ということでとにかく「認可保育園を増やす」ことに全力を注いでいる状況(議会もそのような区の対応を要求していますし)。
なので、「待機児状況がある程度落ち着いてから」でないと認定こども園には着手できない、そこを検討するのは先というような見方が区行政にはあります。
・・・ですが、自分は待機児解消策としても、認定こども園は認可保育園同様にワークすると考えています。
というのは、平日・9-17時のフルタイム」以外の働き方の場合で、「子どもをどこかに預けたい」場合、現行認可保育所しかないので、「認可保育園に入るために」勤務時間を長くするような働き方にあわせるようなことも実際におこっているからです。
フルタイム型でない働き方で子育てをする・したい人たちにとっては、認定こども園の短時間枠+必要なときには長時間も利用できる受け皿が、ぴったりマッチするのにも関わらず、認可保育園にしか預け先を求められていないとしたら、このミスマッチの解消は待機児数を減らすことにもつながるはず。
待機児解消という側面以前に、いずれの子どもどのハコ(幼稚園・保育園等)にいっても「ある一定の」幼児教育・保育の場を与えられるよう整備することは非常に重要だと思います。
この辺の考え方について、杉並では「就学前教育」として指針を設定し、小学校主導で幼稚園・保育園・子供園の先生方に対して年3回の研修を施すなどしているとのこと。
※杉並区・就学前教育振興:
http://goo.gl/0ZQhHT
27年4月の子ども子育て支援新制度における認定子ども園や認可保育所等々の給付の基礎となる公定価格が間もなく示されようとしていますが、国の補助がみえてきたところで、区としても認定こども園についてももっと積極的に取り組んでいってほしいところです☆(杉並の山田前区長は、つくづく先見性があったのだと思います・・)