世田谷のソーラー避難誘導塔:AE-TOWER(会えたわ~) | 佐藤美樹(さとうみき)のサトミキ☆ブログ

世田谷のソーラー避難誘導塔:AE-TOWER(会えたわ~)

桜上水にある岡田計器製作所の岡田社長より、
「5社でLLPを組成して太陽光発電の避難誘導塔を開発した」と伺い、
どういう製品なのか、実際にみてお話を伺ってきました。

LLPのメンバーとなったのは、㈱栗原商會、㈱山田精機、㈱岡田計器製作所、㈲繁岡美術、㈱田中電気研究所の5社で、いずれも公益社団法人世田谷工業振興会の会員でもあり、
3.11の震災をうけ「地域防災に役立つものを」と開発されたとのこと。
※公益社団法人世田谷工業振興会:http://www.setagaya-ia.or.jp/


今回、太陽光発電で点灯させる避難誘導塔は区内にすでに赤松公園などに設置されていますが、太陽光発電・蓄電をいわゆる一般家庭で使われている単一・単三の蓄電電池(Eneloopのような)にして災害時に取り外し活用できるようにした、という点が画期的だと思います(おそらく日本初)

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白い先端部分が誘導の光が白く点滅する部分。

今回の開発・製造については、東京都中小企業振興社(公益財団)の助成金を得ることができ3台試作品を製造。うち2台は栃木県那須烏山市の広域防災センターと、LLPの1社である田中電気研究所の烏山工場にそれぞれ設置が決まっているとのこと。
残り1台については、せっかく世田谷のメンバーで開発したものだから「区内に設置できたら」と考えているそうです。

ちなみに、この「AE-TOWER」の名前、
「そこ(避難場所)にいけば会える!」ということで「会えたわ~」なのだそうです。
お話を伺っていて、同じく現在オープンにむけて整備中の(仮称)二子玉川公園などに設置してはどうなのかな?と思いました。
世田谷には、こういう「ものづくり力」もあるというアピールにもなればいいなと思います。