不妊治療専門病院で受けた人工授精について書きたいと思います。

(長くなりそうですので、①, ②に分けて書きます。)

 

この当時は地方住まいでしたので、不妊治療専門病院は県内で片手で数えられるくらいしかありませんでした。

うち一つが幸にして自転車で行ける距離でしたので、そちらを紹介してもらい受診しました。

 

この地域の中では実績がある非常に有名な病院のようで、とても混んでいました。

診察まで1時間以上待ち、診察は5分で終了、会計までさらに1時間以上待つといったことはざらでした。

待合の椅子も空いていないこともあり、立っていたり車で待機している方もいるような状況でした。

 

医師は院長1人のみ、基本一言しかお話されず、しかも何を言っているかほとんど聞き取れない。

聞き取れなくて聞き返したとしても、「あとは看護師が説明します」と言われ、違う部屋に通され説明をされるという感じでした。

忙しいこともあって医師・看護師の対応はかなり淡白ですが、個人ごとのアレンジは最小限で無駄なく淡々とこれまで実績があるやり方を施行していくというイメージで、治療に関しては安心感がありました。

費用に関しても、保険外診療は人工授精当日のみ、あとは保険内で施行してくれるため、1回の人工授精トータルで1万5千円ほどでかなりリーズナブルでした。

 

初診は必ず夫婦ともに受診し、看護師さんから人工授精についての説明を受け、血液検査を受けました。

夫にとっては、不妊治療を始めて初めての受診となります。

タイミング療法では必要ありませんでしたが、人工授精という処置に伴い感染症がないかどうかの血液検査が通常必須になります。

黄体ホルモンなど前の病院で検査した項目も必須とのことで自費で検査しました。

精液検査も再検しました。

ルール上、再検査を受けなければならないところは、転院の無駄なところだと思います。

 

検査結果が出るまで時間がかかるため、まず最初はタイミング療法を1回行い、その後人工授精という流れになりました。

 

タイミング療法の際に行ったのがフーナーテストです。

結果、不良と言われました。

次は人工授精に移りましょうと言われましたが、この結果に対して十分な説明がないことは残念でした。