1回目の胚盤胞移植について書きたいと思います。
移植を行う場合、自然周期で行う場合とホルモン剤を使う場合があります。
私は生理周期不順があったため、ホルモン剤を使用しての移植となりました。
ホルモン剤としては、まずエストラーナテープを使用しました。
2⇨3⇨4枚と増やしていき、ホルモン値を見ながら、卵胞の発育が抑えられており、子宮内膜が十分あることを確認していきます。
移植に適すると判断されれば、4⇨3⇨2枚と減らしていきます。
それと同時に、1日3回のルティナス膣錠とデュファストン内服で、黄体ホルモンの補充も行っていきます。
移植当日は、膀胱にある程度尿を溜めて子宮の前屈を改善させ、カテーテルを入れやすくして行います。
1回目の移植では尿溜めが不十分だったようで、前屈が強く、胚盤胞留置までやや時間がかかってしまいました。
胚盤胞は6日目のものよりも5日目のものの方が成功率が高いとのことで、5日目のものを使用しました。
移植後のちょうど1週間後、採血にてhcgを測定し、判定を行います。
1回目の移植は陰性に終わりました。
友人たちは流産を含めても1回目で着床していることが多かったため、グレードの良い胚盤胞でも着床すらできなかったことを受け、悲しみの中、長期戦になるかもしれないと覚悟しました。
採卵は10回ほどの通院、移植は5回ほどの通院でした。
膣錠は少し慣れるまで時間がかかりますが、注射はないですし、移植に関しては身体的な負担は大きくありませんでした。