既にお伝えしているように、先週土曜日から今週水曜日まで実家に帰っていました。その時の話を、何回かに分けて投稿したいと思います。今日は、「空港編」

① 羽田-岩国

飛行機の出発予定は12時25分。少し早めに朝9時に同行支援サービスの人に迎えに来てもらって、タクシーに乗りました。実は、出発に8月10日を選んだ事は少し後悔していました。と言うのは、3連休の初日と言うことをすっかり忘れていたからです。 これは、絶対に混んでいるに違いない。

 

30分ほどで羽田空港第二ターミナルに到着。早い。

案の定、空港の中はものすごい人でした。動向の方とお土産を買いに歩いていると、NYサンドがありました。これは、数年前にも買って帰って、家族に大好評だったお土産です。

迷うことなく2箱。1つは実家用、もう一つは母がいつもお世話になっている隣の家族用です。

動向の方も、子供が喜ぶかもと1箱買っていました。

 

それにしても、凄い人。テレビ局の取材もあちこちで行われていたようです。これは、同行の方に来てもらって、本当によかった。1人じゃどうしようもない。

 

障害者用のチェックインカウンターへ。ここから車椅子を準備して、ゲートまで連れて行って欲しい。飛行機へは歩いて乗れると言うことを伝えたのですが、何でも今回はバスで移動して、タラップを上り機内入るそうです。これは絶対に無理。

すると、私が岩国から羽田へ帰るときに何度か使ったことがある。エレベーター付きバスを用意してくれました。

これは、車椅子のままそのバスに乗り込み、飛行機のタラップがついている乗車口と反対方向の乗車口にがっちゃんこして、そのまま床ごとエレベーターで上に上がり機内入ると言う優れものです。

ここまでで、10時15分位だったかな。

ただ、車椅子を押してくれるスタッフの方の手配がなかなかつかないらしく、ANAのカウンターの方もちょっと困っていました。

すると、同行支援の男性が、「私が行きましょうか?」と申し出てくれました。カウンターの女性が、「11時50分にバスが迎えに来る予定になっているので、それまでお願いできますか?」「それは無理です。私も予定がありますので。」 そこですかさず私が、「白杖 持っているので、目立つと 思いますよ。1人で大丈夫です。」何か、この動向支援の男性とは、妙な阿吽の呼吸ができてきたんだよなぁ(笑

バス乗り場のフロアに着いたのが、10時40分ごろ。同行の男性とはここでお別れです。男性は、「エレベーター付きのバスみたかったなぁ。」と言いながら、奥様とのデートへ帰っていきました。

 

5分ほど出発を遅れたのですが、 エレベーター付きバスを使って問題なく 搭乗。

CAの方の対応も素晴らしく、2時間ほどで岩国空港へ到着。

岩国空港では、乗車口にスタッフの方が待っていてくれて、そのまま出口まで案内してくれました。(岩国空港は狭いし人も少ないので、車椅子は必要ありません。)

待合室では弟が待っていてくれて、問題なく実家へ帰りました。

 

② 岩国ー 羽田

帰りの飛行機は、14時35分発。少し早めに行こうと。12時過ぎに家を出ました。到着したのが13時半。岩国空港は近くていいなぁ。

チケットカウンターで、岩国空港内のサポート、これは案内してくれるだけで良いと言いました。羽田でのサポート、おそらくタラップで飛行機から降りてバスで移動と言うことになると思うので、行きと同じくエレベーター付きバスの手配、車椅子でのタクシー乗り場 までの移動をお願いしました。

それでも、割とギリギリだったらしく、弟とゆっくりする時間は10分ほどしかありませんでした。弟がお土産を買ってくると言って、お土産を買いに行っている間、先程のスタッフの方がやってきて、「今回到着するのはサテライトなので、エレベーター付きバスは使えません。 低 床バス(おそらくこういう事だろう)で良いですか?」と聞かれたので、それでお願いします。 飛行機は、全く問題なく羽田に到着。 乗車口で車椅子を持って待っていたのは、よくしゃべる。おばちゃん(笑、「ここは2階なんですけど、一旦エレベーターで3階上がり、その後別のエレベーターで1階へ降りてバス乗り場に行きます。変な作りでしょ。来年には本館とつながるので、バスで移動する必要はなくなると思いますが。」と教えてくれました。 多少、関西弁が混じっていたので、関西のよくしゃべるおばちゃんみたいな感じです。(笑

バスを待っている間にも、おばちゃんは喋り続けます。

今年は例年と違って、国際線もそれなりに混んでいるんだけど、国内線が激混み。なので、国際線からヘルパーの応援をもらっています。

円安だからかなぁと言うと、そうかもしれないですね。

やってきたバスは、電動でスロープが出てきて、そのまま車椅子で乗れる。床の低いバス。そのまま本館へ。このおばちゃん、本当に優しくて、トイレの近くを通るたびに「トイレ大丈夫ですか?」と聞いてくれます。

このおばちゃんだったら、やってくれるかもしれない。と思ったのが、「慢性のカツサンドと崎陽軒のシューマイを買えますか?」

ただ、本当に忙しそうだし、自分のわがままで、そんなことに付き合わせるわけにはいかないと自重しました。(笑

 

タクシー乗り場は誰も並んでいなくて、すんなりとタクシーに乗れました。これが17時位かな。

家に着いたのが17時半。野球の巨人阪神戦に間に合いました。

ビールを飲みながら野球を見ていると、阪神の投手が巨人の選手に満塁ホームランを打たれ、ここで試合を見る気はなくなり、ネットフリックスの孤独のグルメに変えました。全く、歳をとると気が短くなっていかん(笑

 

それはさておき、今回の移動も台湾足。 ムコ多 頭分 症 と言う進行性の病気なので、今より良くなる事は全く考えられない。これからも、多くの人の助けを借りながら帰省することになるんだろうなぁ。

なんか、私の意見も聞かずに、姪っ子ちゃんの赤ちゃんに会うために、12月に帰省することが決まったみたいです。(笑 次回は、人混みを避けて平日を挟んだ土日にしようかなぁと思っています。