昨晩、あまりに暇だったので、中学時代の友人に電話をしました。 お盆に帰るので、その時会おうと言うことを伝えたかったのです。

 

私は、高校は地元ではないところ。 家からは通えたんですけどね。そうなると、中学時代の友達とはどうしても疎遠になります。弟は地元の高校。家に帰るとしょっちゅう友達と遊びに行っていました。

母は、私と弟の地元での生活の違いに、「あっちの方向に生かせればよかった。」と言っていました。個人的には、しっかり英語も勉強できたし、あの高校に行ってよかったなぁと思っていますが(笑

 

そんな中、20年以上前の話だと思うのですが、母がその友達のお母さんをバスの中で見かけたそうです。駆け寄って行って無理矢理携帯の電話番号聞き出しました。「あんた、絶対電話しなさいね!!」と言われ、そこから 交 友 関係再開です。

もともと、彼とは仲が良かったので、実家に帰ったときには電話をするようにしていました。

 

彼も結構波瀾万丈な人生を歩んでいるんですよね。

大学卒業後、地元に帰って、確か日立の工場に就職したと思います。その後、日立が撤退。その後にルネサスと言う半導体メーカーに就職。彼は決して理系ではなかったので、ジムなんかやっていたのかなあ。

お互い40代前半の頃に、彼が東京に転勤。2年位で山口に戻れると言う話があったそうで、本人は、「まぁ、2年ぐらい東京で遊ぶのもいいか。」位の軽い気持ちで来たそうです。

その時は、既に連絡先もお互いわかっていたので、高田馬場で飲んだり、立川で飲んだりしていました。(彼は青梅の社員料に入っていたみたいです)

 

高田馬場で飲んだときに、 彼が言っていました。「高田馬場の結婚相談所に通ってるんだけど、恒例の両親を抱えて、しかもど田舎、こんなところに来てくれる人はいないよなぁ。」と言っていました。私は弟がいるので、 そこまで深刻ではなかったのですが、それはそうだよなぁと同意しました。

 

さて、電話をすると、こちらが驚くほど 早く出ました。

「お盆に山口に帰るから会おう」と言うと、

「実は、今、山口にはおらんのんよ。引っ越した」

「へっ?」

「どこにいると思う?」

確か、親族は関西にいると言う話は聞いたことがある。毎年、甲子園ボールを観戦しに甲子園に行っていると言う話も聞いたことがある。

「 大阪?」

「 違う」

という事は、大学時代にものすごく親しくなった友人、いわゆる親友がいると言う話は知っています。年に何回か、その人を訪ねて大分に行っている。確か、その親友の息子さんの結婚式にも出たと言っていた。

「大分?」

「当たり!!」

 

何でも、その親友のお孫さんの七五三にもついていったとか。家族ぐるみというか、彼は私と同じ独身で家族はいないのですが、文字通り「家族ぐるみ」の関係ですね。

 

その後も昔話に花が咲き、お互いどんな薬を 飲んでいるのかと言う話題になりました。(笑

彼は6種類、私は8種類。

「負けた」と言っていました。(笑

彼が飲んでいるのは、糖尿病と高血圧の薬だそうです。特に驚いたのは、高血圧。薬を飲まないと上が200、下が140。なんだ。それは??

私は上ですら140を超える事は滅多にない。やっぱり、大分の 友達もその辺を心配しているのだろうか?

 

今度は、友人が「目は大丈夫か?」と聞いてきた。(また 野波麻が乗り移ってきた。(笑

前より悪くなったんだよね。友人と会ったのは2年前、姪っ子ちゃんの結婚式で実家に帰った時。その時も私の目の悪さに、彼は少なからず衝撃を受けたようだった。

さらに悪くなったと言うと、「なんで?」

昨年、肺炎で入院した、八代亜紀と同じ間質性肺炎、その薬(ステロイド)の副作用でさらに悪くなったと言うと、口ごもってしまった。

 

また、元の文章に戻りますが、離れていてもやっぱり友達はありがたいなぁ。

彼自身、糖尿病、高血圧以外は健常者なので、それでもそれを心配してくれる友達の家の近くに引っ越したと言うのは良い選択だと思います。

 

しかも、大分と言えば別府。別府までどれくらいなの?と聞いたら、車で40分位。いいなぁ、 そのくらいで別府の温泉に行けるなんて(笑

 

おそらく、お互いにもう会う事は無いと思っていると思います。まさに、人生いろいろ。

でも、私もそうなんですが、彼自身もそんなに悪い人生ではないと思っているはず。