2週間位前に、紫紺館の手術をするかもしれないと言う話を投稿しました。これは、日帰りでできる施術で非常に簡単なものです。

ところが、私はワーファリン (以下w)と言う血液サラサラの薬を飲んでいるため、注意が必要です。

10年前は、手術の3日位前からw をやめて、手術が終わったらすぐに服薬すると言う方法をとったのですが、1週間以上、血液のサラサラと(以下INR)が下がることになります。これは、ちょっと危険なやり方ですかね。

 

2週間前に、整形外科の先生から、「手術をしたほうがいいか、悪いかと言われると、したほうがいいと思います。 ただ、W を飲んでいるので、その取り扱いを循環器内科の先生に確認してください。」ということでした。

 

毎週循環器内科で酵素補充療法の点滴を受けているので、先生に整形外科で言われたことを相談しました。すると、思った通りすぐに、「ヘパリンを使って欲しいなぁ。それがベストなんだけどなぁ。」とおっしゃって、整形外科の先生にお手紙を書いてくれました。

少し説明すると、ヘパリンとは点滴で投薬するタイプの血液サラサラの薬です。W と測定単位が違うので、併用しても別の基準で血液のサラサラ度を測ることができます。そして、手術の5時間前に点滴を止めれば、血液のサラサラ度が通常の人に戻ると言う優れもの。格段に安全度は増します。

 

このヘパリンを使うと、どういうシナリオになるか:

① 手術も5日位前に入院して、W を停止と同時にヘパリンの量を調整しつつ点滴を開始。

② 手術の5時間前に点滴を停止

③ 手術

④ ヘパリンとW を再開

 

後は、W が許容地に戻るまでヘパリンと併用します。もちろん、この間も入院です。

 

私は、3年前の首の手術、昨年の気管支内視鏡検査で同じ手法をとってもらいました。いずれも3週間入院しました。24時間点滴をしているので、自由に動けないということはあるものの、ご飯はちゃんと出てくるので、それはそれでよかったかなぁ(笑つまり、どんなに簡単な手術でも、1度入院すると3週間は出てこられないと言うことになります。

 

昨日の整形外科で、先生が循環器内科の先生の手紙を読んで、やっぱりそれしかないか。でも、日帰りの手術で結構長く入院するんだよなぁとおっしゃられました。

2週間前の 診察で、私が物をつまむのに、少々不自由があると言う話をしたところ、つまむ力を計測する装置(USBメモリーの大きなやつみたいな)で測ってくれました。右: 5キロ左: 3.8キロ位だったと思います。 昨日も、同じように測ってくれたのですが、数値はそんなに変わっていませんでした。

 

先生は、何度も日帰りで3週間入院するのもなぁとおっしゃって、最終的には「とりあえずしばらく様子見させてください。」まぁ、その気持ちはわからなくもない。私も、物をつまむといっても、今不自由を感じているのは、マンションの裏口の鍵に鍵を差し込むところ 位なので、それは仕方がないと我慢をすれば良いことだと思います。

 

余談ですが、今日は朝からリハビリ。PTの方につむ5キロってどういう評価ですか? と聞いてみました。すると、一般的に、5キロを切ると生活に支障が出ると言われてます。そうか、それでもそういうレベルなんだ。やっぱり、定期的に診察してもらうのは外せないなぁ。

 

これで4月から続いた、眼科、呼吸器内科、整形外科の1連の審査ラッシュは終わり。後は毎週の循環器内科だけですね。やっと落ち着ける(笑

 

次のラッシュは秋か。秋は眼科の角膜外来と網膜外来もあるので、春よりも忙しくなりそうだ。

 

もはや、慶応病院の受付や会計の方にも完全に覚えられていて、受付の方は私が入り口の自動ドアを通過した途端、車椅子を持ってやってきてくれます。喜んでいいのかなぁ(笑