約10年前、手根管症候群の手術を受けました。手根管症候群とは?手のひらにそれぞれの指につながる神経が通っています。その神経を束ねる 菅 なのですが、これが何らかの理由で圧迫されて、手の動きが悪くなったり、新神経性の痛みが出ることもあります。処置としては、その 菅 をちょっとだけ切って圧迫を取り除くと言う方法があります。これは、日帰りでできる手術です。

 

そもそもなぜ、主根干渉候群の手術を受けたか? 10年前、製薬会社の田東証フォーラムに、アメリカ人のムコ田上勝の大家と言われる先生が来られていました。ここは、顔と名前を打っておこうと話しかけたところ、 いきなり、「手を見せろ」、「これは手根管症候群だから、すぐに手術をしたほうがいい」と言われました。手根管症候群は、 ムコ多糖症の典型的な症状 ですが、その時初めて聞きました。

慶応病院で、 手術をしていただき全く問題はありませんでした。

 

この時既に、ワーファリン を 飲んでいたので、三日間の 停止。手術後すぐに服用と言う手順でした。

あと、困ったのが食べ物ですね。右手の手術をしたので、手のひらに卵を握ったような状態で包帯でぐるぐる巻きにされていました。右手は全く使えません。何を食べていたのかなあ?この時は、ヘルパーさんもお願いしていなかったので、 全くわからない。おそらく、冷凍のグラタンなど左手でもスプーンですくって食べれるものを食べていたと思います。

あと困ったのが、トイレ。ウォシュレットはついていたので、洗い流すことに問題はなかったのですが、その後お尻が拭けない!!そのことに気づいたのは、ウォシュレットで流し終わった後でした。当時は、今よりも目は見えていたので、リモコンパネルを見ると「乾燥「」の文字が!押してみると、 暖かい風が乾かしてくれました。やったね!

何とか乗り切った記憶しかありません。

 

さて、本題。昨日の慶応病院で、循環器内科での点滴の後、整形外科で手の専門医による診断がありました。昨年、手根管症候群の再発でしょうと言う見立ては聞いていたのですが、さてどうするか。 数週間前に、親指の根元がピクピクする。指でつまむ動作がしにくい。などの状況をお伝えしたところ、 手術をした方が良いでしょう。と診断されたので、お願いします。とお答えしました。

 

ただ、ワーファリンを どうするか?

理想的には、わー、ファリンを2.3日やめて、入院してヘパリンを点滴する。手術が終わった後に、ワーファリンと 併用して、ワーファリン の値が戻るのを待ちます。しかし、これには入院が必要。ヘパリンを24時間点滴しているので。 3年前の首の手術、昨年の肺炎での入院でも、3週間ほど入院しました。日帰りの手術で3週間病院にいるのはなぁ。。。。

まぁ、入院すると食事の手間を省けるなどの利点はありますが、最初の数日間は手術後のギブスが外せないので、看護師さんから食べさせてもらう?それは照れ臭くて嫌だ。

 

できれば、日帰りにしたいので、今日のヘルパーさんにどうするか?と言う相談をしました。

① 食べ物は、パンを中心にヘルパーさんに買ってきてもらう

② ウォシュレットの「乾燥」の位置を再確認。 リモコンの電池が切れないように、手術前のなるべく近い日程で充電。(笑

 

さて、来週、循環器内科の先生がどのような判断を下されるか。それには従うつもりではもちろんありますが、できれば「日帰り」がいいなぁ(笑