3月14日は私の誕生日。大好きなアインシュタインと同じ誕生日なので嬉しいです。そして、いつもの酵素補充療法の点滴の日でもあります。

さて、慶応病院の看護師さんにどうやって気づいてもらうか?

点滴の薬の確認で、必ず生年月日と名前を言わなければなりません。どちらにしろ気づかれるのですが、尿は気づき方の問題です。そこで私が考えたのが、

① 生年月日を聞かれたときに、1963年の今日ですと言って無理矢理気づかせるか。

② 1963年3月14日と言ってスルーするか。

私が選んだのは後者でした。別に、気づいてもらうことが目的ではなかったので、気づかれなくても構わないと言う気持ちです。

ところが、医師の診察が終わり、いつも点滴をしている処置室へ入ったところ、数人の看護師さんから、「お誕生日おめでとうございます!!」と言われくり。慶応病院の看護師さんは、その日予約をしている患者さんのカルテを事前に読み込んでいると言う話を聞いたことがあります。さすが!!

その中に、息子さんが私と同じ誕生日と言う看護師さんがいたので、 数学を勉強させたらいいんじゃないですかと言いました。

と言うのは、アメリカでは3月14日はホワイトデーではなく、PAI DAY (円周率の日)なので。ちょうど息子さんは小学校3年生らしいので、その頃から動機付けをしておくと良いかもしれません。

 

話は少し横道にそれましたが、今年の誕生日で私は61歳になりました。横田東証の患者で60歳以上の人は、私が知る限り、私を含めて3人しか日本にいません。また、clinic古田東証は 進行性の病気なので、歳をとればとるほど体のあちこちにいろいろな症状が出てきます。私であれば、心臓弁膜症、視覚障害、関節拘縮、脾臓の肥大などなど。

ここから先は文字通り道の領域です。どんな症状が出てくるかもわかりませんが、酵素補充療法のおかげで患者さんの寿命は伸びています。できるだけ自分に怒ったこと、その対処方法などをこのブログを通じてお伝えしていきたいと思っています。

 

今から30年近く前、アメリカのMayo clinic で、診察してもらったところ、6型 マイルドタイプと言う診断を受けました。その時は遺伝子科の先生で、最後に、「あなたのようなマイルドタイプでカリフォルニアで農業をやっている人がいます。だからあなたも頑張ってください。大丈夫ですよ。」と言ってくれました。実際には6型ではなく 1型だったのですが、遺伝子検査などもない時代だったので、そこは仕方ないかなぁと思っています。それよりも、その先生が励ましてくれた言葉が嬉しかった。

 

さらに今日の話で、病院から帰ると姪っ子ちゃんから電話があり、おめでとうと言ってくれました。 何歳になったんかね?と言われたので、61歳と答えると、全然そうは見えんね。今日はこれが1番嬉しかったかな(笑