確か2週間以上前の話だと思いますが、最後のアップデートは、急激に目が見えなくなり、緊急で慶応病院眼科の予約をしたと言う話だったと思います。この時は、リハビリのPTさん、いや近所の薬局の薬剤師さんからも、 急性緑内障、いや、眼圧の急上昇を確認してもらった方が良いと言う助言を受けていました。

 

予約当日は、ほとんど目が見えないながらも、何とか慶応病院へ到着。受付で、車椅子の移動をお願いして、眼科で検査、診察を受けました。

 

先生の診断結果は、「検査結果はすべて異常なし。視力以外はね。」と言うものでした。眼圧も正常、緑内障の傾向もなし、ただ、視力が急激に下がっている。

「おそらく、ステロイドが私の網膜色素変性症のどこかに作用して視力を下げているのではないか?」

 

そこで、「ステロイドどうしましょうか?」と聞かれたのですが、私は次のように お答えしました。へ。

 

確かに、これだけ目が見えないと辛い事は辛いのですが、気をつけて生活していけば死ぬわけではないし、一方、ステロイドは肺炎の治療薬なので、下手に減らして、肺炎が悪化すると、死んでしまう可能性もあるので、久世ロイドに関しては、呼吸器内科の先生にお任せしたいと思います。

 

これ、満点の回答だったみたいで、先生と全く同じ意見でした。

 

この日は、すべて、車椅子で移動して、会計受付。帰りは、会計受付の方がタクシー乗り場まで車椅子で連れて行ってくれました。その時、車椅子を押してくれた女性が、私が白杖 だけではなく、車椅子で現れたものだから、受付の人もみんなびっくりしていましたよ。(やっぱり覚えられている。まぁ、週に一塊通っていれば覚えられるかなぁ(笑

 

眼科の診察が月曜日、呼吸器内科の診察が水曜日でした。呼吸器内科では、血液検査の結果も非常に良く、先生が、「ステロイドを減らす方向で薬を処方していきましょう。」とおっしゃってくれました。

実際、退院直後は30ミリグラムだったステロイドが、退院後1ヵ月を経過した現在では、15ミリグラムまで下がっています。来週からは10ミリグラムの予定です。

 

ステロイドの薬量が減っても、そんなに急激に 視力が回復するわけではありません。ただ、なんとなく良くなってるぞと言う実感はあります。

実際、今日はブログを書いていますからね。(もちろん音声入力ですが)

 

自分の感覚では、良くなってきつつあると言う実感はあるものの、あと1ヵ月ぐらいは慶応病院内の移動は車椅子をお願いすることになるんだろうなぁ。

 

ここまできたら、後はあせらず、視力の回復を待つのみです。と言いつつ、iPhoneの機種変更とか、散髪に行こうか とかやりたいことが増えてきました。いやいや、へ年末年始は人も多いし、危ないぞ。自重しなくては。