お盆の16日はお休みにした朝宣伝は、23日の火曜日は定例で再開。
8月は6日・9日・15日と平和を考える月として、私の思いを話した。
15日の71回目の終戦記念日は、高校野球でにぎわう甲子園球場前で、地域の支部のみなさんとともに市議団としての宣伝も行った。
ちょうど、しんぶん赤旗の21日と22日号には、「あらためて考える『自衛隊と9条』」が連載された。
安倍首相は参院選では一切触れなかった憲法改定を「だまし討ち」で着手しようとしている。
本丸は憲法9条2項を改定し国防軍を創設し、海外での武力行使を無条件・無制限に可能にすることだ。
まさに、9条と自衛隊の問題が、いま熱い!
「憲法9条はなくしてはならない、戦争は反対だ」という方でも、「自衛隊は必要でしょう」と言われる。
災害救助をしてくれる自衛隊を支持するという方の比率は80%を超えている。
現に、阪神淡路大震災や東日本大震災などでの活躍は大いに評価できるし、ありがたかったと思う。
現に存在する自衛隊が、災害時には持てる力を大いに発揮してもらうことや、北朝鮮などの危険な無法な動きで急迫不正の事態になれば、現憲法上も専守防衛の立場から必要な活動を期待する。
5兆円を超える日本の軍事予算のうち、約2兆円?にのぼる自衛隊員の人件費等は必要な経費であり、自衛隊員の基本的人権を保障しなければならない。
でも一方で、アメリカ軍の爆撃機がイラクなどで空爆中に、日本の自衛隊が「空中給油機」で給油を行う行為は明らかに憲法9条違反だ。
もちろん1期231億円する空中給油機などをアメリカの軍需産業から購入する日本の軍事予算も認められない。
私自身もまだまだ自衛隊の実態を知らないが、また多くの方々もご存じないのではないか。
知らない間に、「自衛隊は必要だ」「憲法変えて自衛隊を国防軍にする」という企てが強行されたら大変。
「自衛隊は必要では・・・」と思っている方も、災害救助に奮闘した自衛隊員を海外に派遣して戦闘行為で命を奪われるということにしていいとは思っておられないのではないだろうか。
この夏、長野の次女夫婦といろいろ話す時間があった。
広島や長崎とともに、沖縄のことを子どもたちに伝えたい。
イヤー、満蒙開拓団のことや、中国や朝鮮半島などで、日本は何をしたのか…ということも知らせたいね。
71年目の夏、いろいろと考えてみました。
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