武田元宏同志 | 上田さち子とコーヒータイム

上田さち子とコーヒータイム

日本共産党西宮市議を8期30年の経験を生かし、4月の西宮市長選挙に「チェンジ!いきいき西宮市民の会」の代表幹事として立候補予定。女性の視点で市政をチェンジ!憲法を市政のすみずみに生かすことが信条。粉もん大好きで4人の孫たちに日々いやされています。

昨夜と今日、2月1日に亡くなられた元日本共産党西宮市会議員の武田元宏さんの通夜式と告別式に参列した。


無宗教で執り行われ、労働歌や革命歌などなどが流れる中、故人を偲んだ。


私は1982年(昭和62年)のいっせい地方選挙で初当選したが、武田元宏さんは1971年から6期務められた。


ちょうど2期8年間、一緒に市議団で活動をしたことになる。


優しさとともに、筋の通らぬことには毅然と反論していたことを思い出す。


今日はゆかりのあった3名の方が「お別れのごあいさつ」をされた。


いずれも、武田さんと一緒に青年運動や党の活動を取り組んでこられた方だが、口をそろえて「節を曲げることなく、困っている人々のために力を尽くしてきた人」と言われた。


私は市議になってからの付き合いになるが、本当に面倒見の良い方だった!


今日の告別式にスモン病に認定を受けられたIさんからの手紙が紹介された。


認定を受けるためには医師の診断書が必要だったが、武田さんが自費で北海道まで出かけて、その診断書をとってきた下さった・・・・と。


「同志は倒れぬ」「地底の歌(三井三池炭鉱労働者のたたかい)」などが、ずっと流れていた。


棺の上には、真っ赤な地に武田元宏さんの名前が白く染め上げられた「党旗」がかけられていた。


地域の党支部をはじめ、地元の方々がたくさん参列されていて、あらためて武田さんの人柄が偲ばれた。


日本共産党の党員としてがんばり通し、戦争法廃止のたたかいを成就できないことが心残りだったようだ。


今日参列された方々の胸に、「後は任せて・・・」と決意が広がったのではないだろうか?


ご冥福を祈り、合掌。