恐ろしいチケット難に加え、

家庭の事情その他で予定がつかず

この期に及んでマイ初日。

噂名高い黒紫オーラの雪丸さまをようやく生で拝む。

「まっつ、痩せた…」

もともと細い人なのに、頬が一段とシャープになって

雪丸のキャラクターにはピッタリだったけど

大劇場の時のスチールと比べても

明らかに今の方が顔がこけてる感じでちょっと心配になった。

が、相変わらずの美声とクールアイで周りの女子を

眼で殺しまくっているさまはお見事!

夏バテってわけではなさそうでひと安心。


ショーでも出る度ビシッと場を締めていたし

まっつらしい、完璧な仕事ぶりで素敵さに変わりはなかったけど

なんとなく。

全体的に見守りモードというか

やりきったような表情が見えて

「ああ、まっつ、辞めるんだな…」

と実感。

観たかったけど、観たくなかったな。

とりあえず、あと10日あまり。

無事に卒業されることを祈りつつ

自分なりに応援していこう、と思ったそんな観劇。


観劇日:8月20日(水)マチネ


音月桂ちゃんの退団後初ミュージカル。
私にとっては初めての韓国発ミュージカルでもあり
暗めのチラシビジュアルの印象も今ひとつ「?」だったので
あまり期待せずに行ったのだけれど。
これがめちゃめちゃ面白かった!!
ミュージカルだけどサスペンスとしての物語がきっちり組まれてるので
どんどん話に引き込まれて、休憩なしの二時間強があっと言う間。

桂ちゃんの役は過去に大きなトラウマを抱えた若い女性の役で
周りの全てに怯えているようなか弱い人物として登場した時は
何故このキャスティング?と思いきや、かつては男勝りのおてんばな少女であった過去がフラッシュバックして本領発揮。
スカート姿ながら男座りのカッコ良さが際立って、納得。

物語の鍵を握るメリー役の一路さんはじめ、出演者全員が歌・芝居とも上手いので、観る側としても集中力を切らさず気持ちよく話に入りこめた。

「心理スリラーミュージカル」というジャンルになるそうだけれど、印象としてはストレートプレイの『スルース』に近いかも。
結末を知ってても何度も騙されたくなる芝居。
小説だったら絶対「このミス」にランクインしてそうな感じ。
韓国でも好評で再々演中とのことなので
こちらも再演決まるといいな。

期待薄で(なんかすいません)出かけた分、桂ちゃんと一路さんが出るという情報以外全くノーチェックだったので
終わってから慌てて演出家を確認したら鈴木裕美さんだった。
『アリス・イン・ワンダーランド』も現実とファンタジーが交錯する世界をテンポよくまとめていたけど
今回も見事な腕前。
私見だけど、ミュージカルの演出家としては日本一だと思う。

いや~、観て良かった。
予測を超える面白い作品にぶつかること、
これこそ観劇の醍醐味。
だから劇場通いは止められない。

観劇日:7月12(土)ソワレ

ひとことで言い表すならば、

三谷版「吉本新喜劇」!


うわ~っと、思い切り笑って

何も残さず帰る、というのは本当に久しぶり。


ここのところ多少笑いがありつつも

シリアスなテーマが続いていた三谷作品。

事前にリサーチしないのが悪いとはいえ

笑うつもりで出かけた先で

重いドラマをぶつけられると正直つらい。

今回も少人数のカンパニーと

少し暗めなポスタービジュアルだったので

心の準備をして出かけてみたら

まったく予想外な喜劇、というかもうコントに近い舞台でびっくりした。


最後に感動…みたいな定番のオチがないので

物足りないむきもあるかもしれないけど

明るい、笑える三谷幸喜が帰ってきた!と素直に喜びたい。


ことに、優香の起用についてはお見事!のひとこと。

長年、志村けんとコントをやって鍛えられているだけあって

初舞台なのに舞台度胸も華も愛嬌もあって素晴らしい!

CMやバラエティでは活躍しているのに

ドラマはいまいち恵まれてない印象の彼女。

この舞台で一皮むけた…というより

生かし方が分かった!という感じなのかも。


共演陣(片岡愛之助、藤井隆、迫田孝也)も

大汗かきながらの熱演で

観て損はなし!

チケットはまだ売り切れてないようだし

当日券も出ているようなので

気になっている方は是非!!


観劇日:5月5日(月)ソワレ