とある南国リゾートホテルを舞台に

わけありな女性5人が一同に会した時に起こる騒動。



ベテラン、若手取り混ぜて実力のある女優さん達が

がっぷり四つに組み合って、

足し算じゃないかけ算の面白い芝居を作り上げていた。


作・演出の桑原裕子さんは若手の注目株だそうで

女性同士のドロドロした感情を描くのがとても巧い!

小説家で言うと真梨幸子や湊かなえ的な

妙に後を引く生々しい手応え。

細かいところまで目が行き届いた演出が

虚構のはずの物語にリアリティを与えていて

登場人物それぞれの人生が胸に迫る。


芝居を観ることはギャンブルみたいなものだと

私は常々思っていて

(必ずしも毎回チケット代に見合うものが観れるとは限らない)

当たった時の喜びは何にもかえ難く

ついフラフラと劇場に行ってしまうのだけれど

これは大当たりの舞台と言って良いと思う。



今回のキャスティング&戯曲・演出は

本当に素晴らしかったので

是非とも再演してもらいたいところではあるけれど


ホテルの一室というワンシチュエーションに

登場するのは女性5人というミニマムさを考えたら

色んなキャスト・劇場でできると思うので

「ラヴ・レターズ」みたいな展開があったら

きっと面白いと思う。

観劇日:1月27日㈰マチネ