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2017-12-28 21:05:26

ものづくり、2017

テーマ:ブログ

アットマトいう間に、2017年が終わろうとしています。

 

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「ひとよ」2015年1月頃?撮影

ここから、ちょうど三年

 

「痕跡(あとあと)」 2015.12

ここから、ちょうど二年。

 

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「愚図」2016.12 

こっから、ほんとちょうど一年

 

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そんで今年・・・

 

つまりね。私が言いたいのは、

どうして毎年わたしは眼光の鋭い水商売風なのか、ということ。

いや、そんなことじゃない

今年もたいへん、たいへんお世話になりました。

 

(ちなみにここから5年・・・やってること同じやないか!!巨乳にしてるけど)

となりには井之上隆志さん・・・まだ一年経ってないなんて・・・逢いたいです・・・。

 

 

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一年!!!(おなじみのふたり)

 

KAKUTAが一年、お休みして。

たった一年、されど一年。それぞれに旅に出て参りました。

来年のことは、また元旦に。

KAKUTAホームページをご覧くださいませ。

いくつか大事なおしらせがございます。

 

お知らせのヒントはこちら・・・

 

懐かしの(というか更新が途絶えている)原・バラ・相川の「お前もグルグルか!」

先日のFMせたがやのラジオでもお話ししたイギタさん初登場回。

 

おまグルKAKUTA飲み会編。

ちゃんおだ(幽霊劇団員)の「AVソムリエになりたい」発言からセックス神・相川さんの降臨によりほとんど下ネタしか話してないしょうもない回ですが、このロケ場所がヒントです。

 

この機会に是非、おまグルで予想してください。

(再生数上げたいだけ?まさか!)

みんな、おまグル観てよ・・・これまたやりたいからさ。

 

というわけで、元旦にKAKUTAページのチェックをお忘れなく。

どうぞ今後ともKAKUTAをよろしくお願いします!

 

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(「愚図」みにくいあらそい。大好きなシーン)

 

さてっ。

2017年は、すごい年だったなーというか、個人的にも大きな転機がありまして、またお仕事の方でも、今後の私を支えるよすがになるであろう、有り難い出会いに恵まれた一年でした。

いうことで、2017年のものづくりの記録を写真でのこし、今年のブログを締めたいと、思います。

 

2月 「鯨よ!私の手に乗れ」 (写真・おふぃす3〇〇)

 

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鷲尾さま久野様とテイラー・スウィフトを踊る贅沢な本番前(このとき高熱38度)

 

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優しくしてくれた若者たち

 

私のワンダーウーマン。えりさんの役をやらせていただいた私・・・似てるかしら?

 

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あまりにも貴重なショット。

伝説の女優軍団アヴェンジャーズに加えて、か、唐十郎さま!!

 

(写真・おふぃす3〇〇)

 

大好きな大好きな、尊敬する女優たちの姿を舞台袖から眺める私は、女優でも劇作家でも演出家でもなく、ひとりの演劇少女でありました。

手を伸ばしてもまだまだ届かない、ことを痛感しながらも、そこで紡がれる言葉に、姿に、心底見とれ、熱く燃えていた。

あんな気持ちは本当に久し振りだった。

 

そして私の演じる、絵夢の最後の台詞をいただいたときのことを忘れません。

魂の劇作家、絵夢の叫び。

何度言葉にしても足ることのなかった台詞。

 

私は絵夢の言葉を、劇作家としても、一生かけてものにしたいと思いました。

そして女優としてまたあの言葉を、声にしたい。

 

◆◇◆

 

さて。

3月はこんなこともしてたり

 

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我が悪友はえろ看護師になれて大喜び(わたしも)

 

この春の個人的なできごとについてはブログの過去記事に恥ずかしいほど書いたのでアレしますけど・・・4月のパーティーではこの悪友まっこが盟友となり総監督になりすごいもんつくってくれた。アレもものづくりの記録だわね、ほんとに。

 

すごいPV作ってくれた岡田監督にも感謝!(脚立ドラマー・原)

 

 

岡田監督の他仕事。そんな監督は「彼の地Ⅱ」で一緒です!

 

さてさて。

4月~6月は、キターーーッ!!!

 

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「俺節」!!

作演出の福ちゃんはマジでマジのマジに最高でした。

 

愛するストリッパーたちと今年大ブレイクの徳マックス先輩

 

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私の憩い場、アクトの階段。

 

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大千穐楽。

カーテンコールの時、聖子さんの背中を観ながら必死で必死で涙をこらえた。

 

ドヤ街の皆に会えたこと。

土田先生の作品に関わることができたこと。

この舞台の上で生きられたこと。

 

ずっとずっと残していこう。

 

んもう・・・SUKI!!!

(ナホちんとエドゥに逢いたい)

 

◆◇◆

 

6月「ラフカット2017」

 

私、出演も含めたらラフカット4回目なんだよ!

1997,2004,2005,2017!

5年後くらいにまた!!堤さんっ!!

 

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ぶっ込み上等・関東桑原組の構成員たち

 

「俺節」本番中で一回しか観られなかったの本当に残念だな。

「コインランドリーマンズ」、面白かったなあ。他の作品も観たかったけど。

桑原組の組員たちに出会えて良かった。

また逢おうね、またね。

 

半年でニ度も風邪を引いたけど、楽しいことしかなかった気さえする上半期。

純演劇少女になった上半期。

 

◆◇◆


こんな記事書いてる場合か?

 

彼の地やってる時だよな?

わかってるよ、尻に火ついてるよ。

これはね、ちょっと前に書いてた記事なの!

アップのタイミング逃してたの!

そんでダラダラと、追記してるの!深夜のデニーズで!(ダメじゃん)

 

さ!尻に火つけて下半期!!

 

ひたすら楽しかった上半期。

そっから辛い辛い執筆期突入。

7月、8月、9月は、取材、執筆、旅と引きこもりを繰り返す日々。

 

7月、誕生日直前にそっと始まった「荒れ野」プレ稽古。

今この写真見てもあの時の不安で胸が苦しくなる。

 

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おもいがけず、ふるさと、福島県鮫川村へ。

 

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おばあちゃんのお通夜。(とは思えない明るさ)

 

泣いてほしくなかったよね、おばあちゃん。

え?泣いてほしかった?

「でれすけガキ(バカなガキ)」「へでナス(屁でもなし)」と私を呼んだ祖母。

ひどい。でもだいすきだよ。

でもできればもう一度、おばあちゃんに叱ってほしい。

 

9月、「彼の地Ⅱ」取材

角打ちのバーでひっかけてほろ酔いの私とプロデューサー。

 

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曽根干潟。

累々と並ぶカブトガニの亡骸と、うれしげな少女。

 

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長崎。

皿うどんに酢をかけるおいしさを知った日。

 

そしてついに、本格的な秋到来。

10月~12月「荒れ野」!!!

思えば、約三ヶ月もあったんだなあ・・・

 

まだ台本を持つ手が初々しい、稽古序盤。(写真:とよはしPLAT)

 

秋の夜、泣いたり笑ったりした稽古場の喫煙所(写真・ステージナタリー)

まだ太ってる、だいぶ太ってる私

 

稽古期間の隙間に行われた一年ぶりのKAKUTAミーティング。

盛り上がった。

 

今見るとちょっと泣ける、KAKUTA男子。

 

なんだかんだ、雑遊で一番落ち着いた場所はここでした

 

今回はだいぶ演劇と格闘した、ソルジャー多田と。

闘っていこう。これからも。

 

「荒れ野」のシブがき隊。

あるいは、よしお、わるお、ふつお。

 

「荒れ野」は、とてもシンプルなセットだし、ミニマムな作品ながら、ほんとうに贅沢な贅沢な演劇体験でした。

秋から冬へ変わる間に、私もいつの間にか変わっていたし、思いがけない場所に立っていた。

 

いつの間にこんなところへたどりついたの

 

この作品は、多分今後の私にとって、色々な場面での道しるべになると思う。

 

 

「荒れ野」の合間に、こんなコンテストもありました!

 

http://entre-news.jp/category/qscblog

 

はじめて審査員で参加したんですけど、本当に面白かったです。

候補作、いろんな人に見ていただきたいなあ。

「俺節」の福原さんも参加している審査員コメントは59分~から見れます!

 

◆◇◆

 

さて、だいぶだいぶ長くなりましたが、

「荒れ野」、そしてこの記事の締めくくりにこちらを。

 

 

「荒れ野」で、ケン一を演じた中尾諭介氏。

この舞台で初めて知った方、彼が本職はミュージシャンであることを知って驚いた方も多かろうと思いますが。

終演して3日後のライブで、三場の中尾諭介氏演じるケン一の台詞をこんなふうに形に残してくれました。

是非、ご覧ください。

 

・・・ご覧いただけました?

 

え・・・ええ台詞やないか・・・(自画自賛)

 

あ、いや、すいません。

でも、こんないい台詞だったっけな、と思ってしまったりして。

 

音楽を聴きながら、ケン一のつぶやきを聞きながら、劇中では観ることのできなかったシーンが浮かぶような気がしました。

竜巻を車で追いかける、先生とケン一の姿が見える気がしました。

観たことのない場所を観る。

それはなんの力なのだろう。

それが歌の力なのかしら。

 

台詞って本当は、消費されるものじゃなくて、

でも台詞が生きるのは、板の上でしかないから、舞台が終わればしまわれてしまう。

「なんだったっけ?もう全然思い出せない」と言われても、そりゃそうだね、とウッツラ微笑むしかなくて。

誰もが次の台詞に向かっていくのを、見送っていく。

それがあたりまえ。でも、だからほんとうに、こんな風にかたちにしてくれて嬉しかったです。

ありがとう。ケン一はギターとベースに乗せて、生きつづけていくんだね。

 

ちなみに。

 

ケン一を演じる中尾さん、誰かに似てると思いませんか。

(すいません、勝手に写真拾いました・・怒られたら速攻消す)

 

 

あれっ

そう、コージです。我らがコージ。

先日、高田聖子さんが「荒れ野」を観に来てくれて、中尾さん演じるケン一を観たとき、「コージだ、あれコージだ」とおっしゃって。

思わず私も「でしょう!?」といってしまったのですが、そう実は、「俺節」が始まるずっと前に、中尾さんて原作のコージに似てるなーと思ってたのでした。

 

今やコージは座長にしか見えませんが。

 

紅白絶対見逃さない!!!

コージくうううん(なほちんワクピカハゲ丸君!)

 

でも、でもなんかね。

「俺節」真っ最中に「荒れ野」に中尾さんが決まったのもあって。

そんな結び付きがあったんじゃないかとおもったりもして。

座長がコージになり、コージのようだったひとがケン一になり。

これもまた、運命の引き合わせのように、感じるのでした。

 

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一年!!!

超・長文失礼しました。

 

濃い、濃い、一年を過ごせて、それは出会ってくれて皆さんのおかげ。

本当にありがとう。

どうか、来年もまた、その繋がりが続いていきますように。

 

最後に、ケン一の「氷点」を聞いたとき、

ふと、私はあの台詞、まだ言えるかなと思い出した台詞。

「鯨よ!私の手に乗れ」で、渡辺えりさんが描いた絵夢の台詞を、一部ここに残して今年を締めたいと思います。

 

私がこの先、一生だきしてめていく、台詞。

忘れてなくてよかった。

 

来年もどうぞよろしくお願いします!!!

 

「命を費やして叶わず 

夢破れて筆を折らざるを得なかった劇作家は

どうして人間の奥底の泡立つ感情を信じなかったんでしょう

現実が 暗くて重たい逆さの剣山だとしても

書き記す言葉は嘘でも喋れば本当になる

そこに人間がいる限り

喋れば本当になるんです

 

 

 

私は、描きます」

 

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2017-12-26 02:35:41

のこされたきみへ

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心ばかりが焦る、自堕落な日々が戻ってきております・・・
(自堕落に拍車をかけるのが猫のお仕事ですよ)

 

先日、「荒れ野」の制作さまから、スピリチュアルな手帳をいただいたのですが、私じゃさっぱり解読できなかったので、スピマスター/演出助手の友佳ちゃんに手帳を託したところ、早速素晴らしい明朗解析でもって、私を占ってくれた。

それがこれ。

 

 

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笑っちゃったよね。火の玉となりつき進みってさ。
「バラと私、同じなんだって!」と送ってくれた。
友佳も私も同じ星の下に生まれたらしい。
当たっていると思うけど、でも待って、短所の項目なんてどうよ。
 
「他人を押しつぶしてしまう荒い気質が潜んでいる」
 
怖いよ!!でもいろんな項目に思い当たることがあってぞくっとしたよね。
 
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とにかく、大声で大地を揺るがし、驚くことを突然口にするんだそうです。
なんなんだ。占いなのか?
しかし、来年節分以降はとっても運気が良いらしい。
友佳ちゃん解読ありがとう!
大声で驚くことを突然口にしないよう気をつけながら、その時を待ちます。
 
 
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【股の間に寝られたラサ、動けなくなるってもんよ】
 
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【先日保護した男前のはなちゃん(メス)は、イギタのおうちの子になります】
 
嗚呼、荒れ野荒れ野荒れ野・・・
じゃなかった、彼の地彼の地彼の地・・・
 
うん、ブログなんて書いてる場合じゃないのですが。
 
ひとつだけ。
超私信になりますが、ここに送ります。

(どうぞご不快に思われる方はスルーしてください)

 

 

いま、のこされたきみへ。
 
 
 

今は、メールできるときではない気がするし、

ここから下は、きみが読んでも読まなくても自由だから。

 

8年前、はじめて北九州でお仕事をしたとき。

小倉でできた初めての友達がきみ。

あたしはたくさん助けてもらって、支えてもらいました。

小倉城を見て回ったのは、君に案内してもらったあの時、一度きり。

充分愉しかったので、もう行かなくてもよかったの。

 

それから劇団の公演でも一緒に仕事をして、

その時もたくさん、たくさん助けてもらいました。

KAKUTAがはじめて旅公演をしたときも。

君のいた劇場に泊まらせてもらって、

お風呂上がりにみんなで屋上にあがってビールを一杯、なんて

忘れられない贅沢な時間を過ごせたのも、きみのおかげ。

彼の地も観に来てくれて、焼肉屋で、お互い頑張ろうと励まし合って。

強く抱き合って別れました。

 

8年前の最初のお仕事から、北九州と繋がりができて、

おかげさまで私にも、大事な仲間がたくさんできました。

だから私は、最初に支えてくれたきみにずっとずっと感謝していたし、

それは今もそうです。

 

でも、だから

ニュースが廻ってきて今回のことを知ったとき

わたしがいちばん怖かったのは、

北九州でできた、私の大事な友達や、仲間たちが
傷ついた女の子たちと同様の被害に遭ってないか、ということでした。
もしも何かあったとして、近くにいた私は何も気づけなかったろうか
私は何かとてつもなく大きなことを見落としてはいなかったか
とてもとても恐ろしい想像がめぐりました。
幾人か聞いてまわったけれど、今のところそのような話は聞いてません。
でも 誰もが私に本当のことを話すとは限らないし
だから今もとても怖い。
 
きみをそんな風に恐れる日が来るなんて
それが本当にかなしい。
 
なぜ君は 想像するということをしなかったの?
被害を受けた女の子の気持ちを 
あなたを助けてきた方々の気持ちを
こんな遠いところにいる私の気持ちまでとは言わんけれども
君は 私は 私たちは
想像するのが仕事なのではないですか。
 
人が考えも及ばないところまで
誰もが見落としてしまうささやかなことや
自分でさえ気づかない痛みまで
通ったことのない過去や 
まだ見たことのない未来までも
私たちは、想像して、想像して想像して想像して
ものづくりをしてきたのではないですか
ならば想像できたはず
君なら本当は すべて。
 
きみはたぶん、演劇界を追放されるでしょう
私はそれが厳しい処罰だとは思わない
それだけのことをしてしまったし
そもそも 想像することをやめたひとに演劇など作れないから
だけど今こそ 想像してほしい
自分の痛みよりも 君が他者にあたえた痛みのこと
時間をかけて長い時間をかけて 生きて 
想像しつづけてほしいのです。
 
2年前だったか 夜中に突然きみがTwitterに
「死にたい」と書き込んでいて
私はなんかしらんけどあわてて「生きろ」と送ったけども
きみの名前の変換を間違えて
きみにつっこみ返されるというダサいことになり
だけどもきみは
「布団に包まって生まれかわります」と返事をくれた
その時に会いたい、ばらさん、と
 
たぶん 私には会わない方がいい
まじでぶんなぐっちゃうと思うから
まじでタコ殴りすっから まじだから
でも私は きみが
できうるかぎりの想像と謝罪を繰り返し 
布団に包まって 生まれかわることを
小倉城に連れて行ってくれたきみのことを
一生懸命、想像しようと思います
 
だからちゃんと 
生きて詫びろ クソッタレ
 

 

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2017-12-24 01:51:56

追い風向かい風、からまって荒れ野の竜巻

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穂の国豊橋芸術劇場PLATプロデュース「荒れ野」、終了しました。

と書くにはまだ早いような、いまだ渦巻く私のなかの竜巻よ。

 

とよはしは竜巻の通り道だそうですよ(プチ情報)。

音楽をかけてみたけど、BARBEE BOYSなんて流れてきた日にゃ心の嵐は余計荒ぶる一方ですよね。

「♪露わになった背中にMOONLIGHT」

「♪あいつとだとバイブレイション」

「♪目を閉じて(略)」

おい・・・バービーの歌って何でこんなに全部エロいの・・・?

いまみちともたかってどんだけワルい男なの・・・?

「負けるもんか!(KONTA)」

 

てことで。

気が逸れたままツラツラ書いてみます、荒れ野の話。

相変わらず、駄文、超長文、失礼します。

いつ読むのやめてもいいからさ!

 

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【7月、チラシ撮影時。ワークショップなども兼ねて】

なにひとつ構想が浮かんでなくて、ヘラヘラしつつも内心「皆さん私のせいで爆死したらごめんなさいね」と変な開き直りで向かったこの日。

しかしこの日にやったエチュードで小林勝也さんが演じた「やたら情報通の謎のお隣さん」というキャラはそのまま「荒れ野」の勝也さんの役の雛形になった。

 

***

 

「何がしたいんだよおまえ」

今まで私、何度この言葉を浴びたろう。

その度に私、なんて答えたろう。

多分まいどまいど、聞かれる度に呆然としていた。

なにがしたいんだか、なにやっちゃってんだか、どうしてこうなったんだか

いくつになっても同じ問いかけをされて、

いくつになってもうまく答えられないのは、

なにひとつ学習しないで生きてきてしまったのかもしれないし、

その回答がコンマ何秒の速さで変わってしまうからかもしれない。

 

「荒れ野」では、場は動かないのに、心ばかりが無自覚に、理不尽に、身勝手に、どこまでも暴走していく心のジェットコースターストーリィをやってみたかった。

 

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【フライヤー候補写真選出時】

荒野で風に吹かれて・・・を狙っていたけど、この時点ではまだ

「頭痛・肩こり・首筋の痛みに効く芝居」という感じ

 

 

「荒れ野」を書いているとき私が思い浮かべていたのは、かつて色々な場面で、尊敬する年上の女性たちが話してくれた恋バナ(?)だった。

 

「ある日、遅くに帰ってきたら夫が私をベッドまで運んで行って寝かせてくれたの。胸まで布団を掛けてくれて、優しい言葉をかけてくれて。優しいな、ありがとうって目を閉じたのに、何故か私その瞬間こう思ったの。「つまんない人生」って」

それで離婚したのよ、とその方は続けた。

 

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【女優陣からも色々な恋バナを聞いたなあ】

 

 

またあるとき、別の方がこんなことを話してくれた。

「離婚して夫のいない部屋に戻るとね、部屋の中が少し寒くなっているの。気持ちがどうこうじゃないの。人がひとりいないことで、物理的に部屋の温度が下がるのよ。ああ、別れるって、ひとりぶんの温度が下がることだって思ったの」

 

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【初顔合わせ、本読み】

「さあ、刺すなら刺せ!殺すならいっそひと思いにヤッテクレ」という気持ちの、悲壮感溢れる私の背中。誰の目もろくすっぽ見れず。皆の反応に生きながらえる。

 

 

30代の終わり、恋人と別れて疲弊していた私に、ある女優さんは笑って言った。

 

「もう一生恋愛できないかもって?あなた何歳?バカいわないで。まっだまだあるわよ、ものっすごい激しい恋愛だってするし、もう、ビックリするようなことが起こるんだから!

 

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【平田満さん誕生日!】

 

どれも取材なんて形じゃなく、公演中の楽屋や電車の中、他愛ないお喋りの間に聞いたこと。

彼女たちの話は全て、私には未知の領域。

だけど不思議と「わかる気がする」と思った。

こういう「わかる」は年齢や経験によるものではないのかも知れない。女ならば共通の、本能に近い「わかる」があるのかもしれない。

そんな感覚に勇気をもらって、「荒れ野」を書いた。私には未知の世代の、未知なる女性たちの話だけれど、「わかる気がする」をたぐり寄せるようにして、書いた。

 

【稽古序盤、ある日の稽古風景】

雑遊では袖中で演じられ見えなかったシーン。さてどこでしょう。

よく聞くとケンちゃん(中尾諭介)の鍋の運び方にだめ出ししている。

 

 

何日、何週間、あるいは何ヶ月も、この作品のことを思って描くわけだから、書き上がった後はある程度、舞台のビジュアルは見えているし、この作品に対する自分なりの答えみたいなものも見えている。たいていの場合は。

だけど今回はどこに着地するかもわからず書き始め、脱稿した後も、向かう先は曲がりくねっていて、何度も迷い、引き返した。

 

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【豊橋入り】後に化けの皮が剥がれていく愉快なスタッフの皆さん

 

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↑剥がれ後(千穐楽)

 

作品について、こんなに俳優さんたちと話しあったのも初めてだったかもしれない。

どう説明すれば良いか、と悩むこともたびたび。

結局のところ板の上で立ち上がってくるものが全てだから、やってみなくちゃわからないんだけれども、そうして一緒に悩むという課程そのものが宝物になった。

 

つくづく、演出家と俳優は対等でなくちゃいけないなと感じる。

作家や演出家が正解を持ってるわけじゃないよね。

俳優さんたちから教わったこともたくさん、たくさんあった。

 

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【豊橋初日、武豊から来てくれた仲間たち】

 

最後の一週間は豊橋で稽古した。

もちろん、いつもより早く舞台装置の上で稽古することができ、照明や音響もしっかりある中で稽古できることの有り難みは言わずもがなだけど、正直なところ、わざわざ滞在して稽古することの意味というのが最初はよくわかっていなかった。

でも、私にとっては「逃げられない」ってことが良かったのかもしれない。

この芝居から、あの世界から、ずっと逃げられない。離れられない。

から、潜るしかない。ふかく。

 

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【公演中日】

年上の友と飲む。あまりに月が綺麗でパシャリした、満月前夜。

このあと起きた波乱は月のせいということにしよう。

 

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↑波乱後(泥酔。演出助手と女優にコインランドリーで捕獲され)

 

戯曲を離れた稽古もたびたび。心を消耗して行き止まることもしばしば。

でも、色々にそれた脇道で拾い集めたものが、後になってじわりと光り出す。

 

同じ場所で寝起きし、同じ町の朝と夜を過ごして、

行き詰まるときも前進するときも一緒にいる。

壁を越えたなっていうときがお互いにわかるのは嬉しかった。

 

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【豊橋最後の日はやっぱりカレーうどん】

カレーうどんの下に麦飯が入ってるの、みんな知ってる?

 

豊橋の地からはじまり、北九州へ。

北九州に「帰ってきたなあ」と思ってしまうのは図々しいかしら。

だけど、逢いたい人がたくさんいる場所で、逢いたい人たちに会えたら、

間違いなく羽が5cmくらい伸びていた。

しかし、そんな「逢いたいひ、と」という副題をつけた来年2月の公演、

「彼の地Ⅱ」へのプレッシャーもしっかり受け取って帰りました。

 

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【小倉からの帰り道】

三週間東京を離れ、

長い旅路が終わってあたしはやたらセンチメンタル

 

 

そして東京は「Space雑遊」へ。

徐々に客席との距離も近くなり、箱が変わるごとに密度が変わる。

とうぜん、芝居も変わる・・・と覚悟してたけど、

いったん今年で幕を閉じることになった雑遊での公演は、

ちょっとまた、特別な力みたいなものが、あったかもしれない。

 

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【連日満員御礼!】

加奈子さんの色気を私もいつか獲得するときがくるだろうか。いや、ないであろう。(反語)

 

 

私にとっては初めましての雑遊。

平田&井上夫妻にとっては、こけら落としからずっとともに歩んだ雑遊。

雑遊に入って、サイズ感の変化に愕然としている私とは逆に、

二人の目には生き生きとしたなにかが宿るのを感じた。

それは多分、この場所を愛しているということ。

劇場は、愛せば魂が宿るのね。

 

 

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【喫煙所お馴染みの面々】

と、マドンナ増子さん。

恋愛の名言(暴言)をクリティカルにぶち込むうつくしい人よ。

 

悩んで悩んで迷ってを最後までたたかって

でもずっと全部面白がっていて

日を重ねるごとに劇場が熱を持っていって

千穐楽まで新しい発見が尽きなかった。

こういう時間には感謝しかないです、本当に。

 

連日の満員御礼は、20代の私に見せてあげたかった。

もちろん、小屋が小さいからではあるけれど

この少ない客席を埋めるのにあの頃の私たちがどれほど苦労したか

本番前、楽屋から劇場前の通りに出て、あともう一人、せめてあと一人と

願いながらお客さんを待ったわたしに、見せてあげたい。

 

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たとえばひとつの恋愛が終わって、次の恋愛に進んだとき。

昔は、しなびた草に水が注がれ、心の中の草っぱらに再び青々とした緑が萌ゆる様な思いがしたものだった。

恋愛に限らず、人生のあれこれというものは、時に枯れ、しなびることがあっても、やがてまた新しい芽が吹いて、花が咲き、そうして常に循環していくのだと思っていた。

 

 

でも、あるとき、自分の中に「ここだけ何も生えてこないな」というスペースがあることに気がついた。

他の場所が青々と茂っても、心の隅の、ある一角だけは禿げている。何度も掘り起こしたり、栄養を与えようとしたけれど、何も芽吹かず、その理由もわからず、何かを生み出すことを放置した場所。

 

なんじゃこれ、どうすんじゃこれ。

このままでええんかいこれ。

 

柵で囲って立ち入り禁止にしたまま、放置された、禿げっぱなしの荒野。

 

ま、いいや・・・

この年になりゃそういう場所もできるでしょうよと思って、漠々と放置していたけれど、あえて踏み込んでみたらどうなのかしら。

 

泣くの歩くの死んじゃうの

 

そんな作業が「荒れ野」という作品になった気がする。

書いてるときは自覚してなかったけど、形になったのち、そう思いました。

 

 

キャスト、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

アル☆カンパニーさん、とよはしプラットさん、プリエールさん、

ほんとうにありがとうございました。

このカンパニーのスタッフが大好きです。

キャストの皆さんについては、ちょっとまだ言葉にしたくないくらいに

とにかくほんとうに、ほんとうに

 

この年になって、初めての経験を、たくさんたくさんもらって。

この年だから知ることができたこともたくさん。

歳を取るのも悪くないやね。

大人は、もらいっぱなしではいけない。

なにか、どこかで、またお返しさせてください。

 

 

面倒くさい、傷つくのが怖い、損なうのが怖い、失うのが怖い

でも何かを見つけることもあるかも

またなにかが生まれるのかも ここから

覗き込んで、観測してはじめて結果が生まれる

「シュレディンガーの猫」の箱を開けに。

 

そしたらね

 

 

泣いたよ歩いたよ死ななかったよ

 

風が吹いていたよ水が流れていたよ

追い風に吹かれたよ 向かい風にもまれたよ

竜巻に巻かれたよ ぐちゃぐちゃしたよ 

まだまだ道はなく荒れ果てていたよ でも

小さな花も咲いてたよ

 

 

だからあたしは そこに

 

小さな家でも建てようか

 

 

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2017-07-31 00:44:01

7月のこまごま。

テーマ:ブログ

若狭勝也クン(42さい)☆

 

こんにちは。

 

ブログをサボっていたら、遠くにいてなかなか逢えない友人から「どうかしたの?大丈夫?!」ととても心配されたので、生存証明として書いております。

お久しぶりです。皆さん、お元気ですか。

 

ワタクシ、今日も今日とて元気にしております。いや、ほんとは7月、風邪をひいたりやんだりまたぶりかえしたりでしたけど。

しかし俺節の賑やかな日々に比べると、だいぶ大人しく過ごしておりますゆえ、ブログに書こうと思うことはあれこれありつつも、ついつい流れていってしまいました。

というわけで今回は7月の備忘録をば。

 

7月某日

KAKUTAがお世話になっているせたがやFMさんのところへ団長の代わりにラジオ収録へ。

 

 

帰りはKAKUTA女史たちと久し振りに飲んであれこれ語らった。

ええ、KAKUTAは今、ちょっとお休みをいただいてるんです。

それぞれに外の活動をして修行中なのですが、私もほんとに久々に、いやもしかしたら演劇を始めてから初の「ひとり」を意識したこの半年は、思った以上に心細く、しかし思った以上に学ぶことも多く、改めて劇団のことについて考える良い時間になっていると思います。

上のぎゃるずもみんな頑張っておる。

何か新しいお知らせが決まったら皆さんにお伝えしますね。

 

某日。

いよいよ秋の公演、アルカンパニー「荒れ野」が始動しました。

 

 

ご一緒する心強い女優たち。

フライヤーも作成中、ちょっとしたワークショップをしたりして、個性の強いキャスト陣にわくわくしたりぶるぶるしたりしつつ、こっからはひたすら執筆の日々です。私、正直言って、執筆、ということを頭に浮かべるだけでビビってしまうくらい臆病者なんですけども、「俺節」をやってからというもの、端々で劇中の台詞たちに背中を押されるような想いがあるんですね。

 

今は、こんな気分。


「行く道行くしかねえべさ!」

 

さて。7月19日。

そんななか、41ちゃいになったりもし。

ぱっ!

 

ぱっ!じゃないよ。

おいおいおい、もういい年だよ・・・!!41だってさ!!!

 

私、30代の初めに視てもらった霊感透視できるお坊様に、「32才から収入が増え始める。あなた使っちゃうからなかなか貯まらないけど、本当に稼ぎ出すのは42才から」と言われて、ずっと信じてきたんですよ。

実際、32才くらいからちょっとずつ収入も増えた気がするし。

だから、この一年。しっかり種まいて、来るバラ・インフレに向けて頑張ります。

今年は舞台を挟んでないから静かな誕生日だったけれど、オットや親友たちがお祝いしてくれて、しみじみと嬉しかった。

 

そしてまた某日。

福岡に行ってきました。

なんとまあ、九州戯曲賞の、審査員なるものをしてきたのです。

 

戯曲賞大賞受賞のモリシンくん。(うちの若狭に似てると評判)

モリシンは「彼の地」で大変お世話になった劇団「イスと校舎」の座長です。

仲良しだし、私が参加する戯曲賞でモリシンが受賞したら、ひいき目だと思われるんじゃ・・と、多分私もモリシンも慎重になっていましたが、案外私は別の方を推したりして、とっても正当に、大賞に選ばれました。

おめでとうモリシン!!!

 

しかしアレ、まだまだ自分も批評される身であるのに、審査員なんてほんとにおこがましいなと思いましたが、戯曲を読む、という作業は純粋に面白いものでした。そういえば、出演や演出を前提にせず、自分以外の方の色々なジャンルの戯曲をただ読む、ということ、しばらくしていなかったかもしれない・・・。

審査会で他の審査員の方々の見解を聞くのも面白かったし、皆さんの意見を聞きながら、他人の戯曲をこんなに熱く応援したり、良いところを探したりしてくれるものなんだなあと、私が励まされました。

私自身勉強になって、とってもお得な会でございました。なかじまかずきさんと久々にゆっくり語らえたのも、嬉しかったな。

 

今月の観劇その1。

若狭君が出演してると言うことでやっと初・ボクラ団義。

親心みたいな気持ちで思わず買ってしまった若狭君のブロマイド。

順調に持てあましてます☆

それにしても劇団員にサインしてもらったの初めてで、なんか嬉しかった。

若狭君は40代と思えない若々しさでした。

若い。君は充分いけている。

だからツイッターに載せる写真にビューティー加工なんかするなああっ・・・!

 

タイムリープもの、だったわけですが、「BTTF」が好きな若狭君嬉しかったろうなあと思ったり。私も好きなので、この布石は最後にどこへ繋がるのか?とか、あの謎は回収されるのか?とあれこれ考えながら見ました。

おっ!なるほど!とうなる瞬間があると観てて楽しい。

しかしこういうSF(すこし・ふしぎ)のつじつまってどこまで説明すべきなのか難しいですよね。映像だと特殊効果で語らずとも見せちゃえる部分があるけど、舞台だと実際にその場で起きていることしか見せられないわけで、説明しすぎてもヤボだし、多少強引にでも持ってっちゃえばいいのかなと思いつつ、説明が足りないとツッコむお客さんもいるのだろうしな・・・とか。

いつかやってみたいなあ。

 

観劇その2。

すみだパークスタジオ倉で「怪談・牡丹灯籠」を見ました。

無茶苦茶シンプルながら想像を存分にかき立てられる舞台の仕掛けがすばらしい。

演出の森新太郎さんが「いつかこの作品を自分がやるなら、舞台に「闇」を作りたかった」というようなことをパンフレットに書いていらしたけれど、本当に、深い闇の中にポツポツと浮かぶ灯籠が恐ろしくて、されど情緒があり。

湿った暗闇、乾いた暗闇。色とりどりの闇。そこから見え隠れする俳優さんたちの凄味に加え、戯曲と演出の妙、その日突然の大雨に降られてびっちゃり濡れたまま劇場に入ったことも手伝い、もうブルブルしちゃって、すっかり身体が冷え切りました。

ということで・・・

 

納・涼・大・成・功

 

翌日ちょっと風邪を引きました。

 

完全に我が家のテラスに住み始めたご一家。

冷感シートを敷いたら早速寝てくれてシメシメ。

 

そんでそんで、某日。

約ひと月の間を置いて、「俺節」のみんなで集まれました。

大阪終了後はゆっくり飲むことも出来なかったしと、プロデューサーの暖かな心意気。今はそれぞれに別の現場で頑張ってて、その間に引っ越した人、太った人、痩せた人、みんなちょっとずつ変わってた。私はまともな格好をしていっただけでオキナワに「おっ、ついに女を出してきたか」といわれたけど、私・・・ずっと女出してたつもりだったよ・・・?一幕なんか、ほとんど下着姿だったのにな・・・?

コージはあまりに変わりすぎてたので、「誰だ!」「俺や!」というやりとりを10ぺんくらいした。みんなには「アルフィーの方ですか」といじられていた。しかしとにかく目の前でもりもり食べてるのを見て嬉しかったなあ。

しょうこさんは松本で本番中なので来られず、代わりに動画を送ってくれた。ピエロの格好で皿を回してた。

そのお礼とお誕生日のお祝いに、みんなで動画を撮ってしょうこさんに送ったのだけど、その動画、何度見かえしても嬉しくなる。

何だろうこの気持ち・・・。

その答えは、二次会に消えていった面々がドヤ街ラインに送ってくれた写真の中にありました。写真の中で、我らが酔いどれ天使のえみちゃんの酔いどれたほっぺにはマジックで「す・き」の二文字。

そうよ!それなのよ!

私の頬にも、見えないマジックペンで同じ言葉が書いてあったはずです。

 

SU・KI・!!!

 

ボンヤリしてるとアッという間に夏が過ぎていってしまう。

来月は今月以上に引きこもる日々になるだろうけど、また書くことが溜まったら、友人に心配されない程度に、書き込みに参りますね。

 

夏風邪にご注意!!!

2017-07-03 01:03:52

1!2!3!俺節ブシブシブシャァァァ!!!

テーマ:ブログ

ツッパリのヨシコ❤

ガラッパチのバタコ❤

デッパリのカンコ❤

あたしたち、仲良し三人組☆

今日も、オシャレしてプラギャラのライブに行ってき・・・

 

えっ

 

終わっちゃったの?ライブ。

てか終わっちゃったの?俺節。

アイーン!!!

 

(それでもゴキゲン三人組)

 

アイーンしてるときではなかった。

ついについに、「俺節」の幕が下りてしまいました。

ご来場いただいた皆さん、本当に、本当にありがとうございました。

 

全34ステージ、どれをとっても同じ回などひとつとしてなく、毎日毎日、挑戦と発見の日々でございました。

 

 

1ステージ3時間半、2ステの日は7時間走り回ってるわけですから、そりゃ体力はめちゃめちゃ使いましたが、キャストのみんながお互いに「自分よりもっと疲れてるはず」と思っていたので、ねぎらいあって舞台に立っていました。

おかげさまで、大きな怪我もなく、みんな元気でやり抜けることが出来ました。

大千穐楽のカーテンコールは、金銀の花吹雪が舞って・・・綺麗だったなあ。

 

愉快な女楽屋のめんめん。この写真の中に実は、6人います。

左から、ヨウコ、のえみちゃん、しょうこさん、バタコ、深澤チーちゃん、そして、チーちゃんのお乳(←6にんめ)。

チーちゃんのお乳はあまりにも存在感がある感じで楽屋に君臨しておったので「おちち師匠」と呼ばれ別人格化されていた。

 

ほとんどのキャストが一人何役もやった今回。男子たちは一人10役くらいある人もいたな。

 

わたしは、四役。

 

ストリッパー・エドゥアルダと、

ワニに噛まれた女と、

現役不良女子高生ヨシコ(@プラギャラファン)と、

コージの歌唱指導・才原をやりました。←(誰)

 

才原・・・よく考えてみたら・・・パンフにクレジットされてる名字を劇中で一度も言ってなかった・・・。

 

(※後記※あっ、よく考えてみたらいくよちゃんやいぬいさんに何度か言われてたわ)

 

トレンディラブを夢見る女、才原ナホ(菜穂)先生。

 

ナホ先生はコージを指導しつつも、

 

1/これでいてシティ・ガール☆

2/いつだってMK5(マジで・恋する・5秒前)

3/よしんばコージにちょっと触っときたい(大人の下心)

 

この三原則でもって生きるときめきトゥナイト先生でしたけれども、夢中でおどけてるうちにいつのまにか恋を逃す、なんちゅうか、私の学生時代を彷彿とさせるセツナイ人でしたね。

 

(顔の大きさがテレサと違いすぎるよ、ナホ先生)

 

あるとき舞台を観に来てくれた友人が、「ナホ先生はきっと、安田君を好きな女の子たちみんなの代表だね!」といわれて、ふおお・・・!そうか!と。

ナホ先生への応援のお手紙もたくさんいただいて、ほんとに嬉しかったです。そして、ああ、みんな、同じ気持ちなのね、みたいな感じで、なんだか心強かったです。

 

コージ君好きのみんな・・・っ涙

なほちんと女子会、SIYO!!!

 

 

ギターの整備をしてくれていたカツモリちゃんが描いてくれたワタクシ。ストリッパーのエドゥアルダ。

 

え?

似てないって?

かわいすぎる?実物より美しすぎるって?

 

おい君。

そんな物事の事実を追って、

どうするのかね?涙

 

***

 

どの役も、ほんとに愛すべき役でした。

演出家がどんなに一瞬の役でも愛してくれたからですね。

ナホ先生の役作りの時、福原さんが「コージとは結果的に何も起きないけど、えっ、何か起きるんじゃないか?と思わせたい」と言ってくれてなかったら、才原は単に「若い男の子好きの先生」で終わってたかもしれない。

 

 

(公演中じょじょに肥えていった松本亮とエドゥアルダ)

 

公演中、座長が何度も何度も「最高のカンパニー」と言ってくれましたけれども。座長が信じてくれていると、カンパニーは自然とそうなっていくのでしょうかね。

 

仲がいい座組っていうのはそう珍しいことじゃないんですが、私が今回の俺節チームをほんとにいいなあっておもったのは、それぞれのキャストが、出番を待機する間も舞台袖でモニターを見ては、「今日も声でてるなあ!」「ここほんと面白いよね」「徳マックス先輩サイコー」などと言い合っていて、舞台上のキャストを応援してたことでした。

日替わりのギャグに舞台袖の一同が笑ったりずっこけたり。

舞台監督さんも思わず声出して笑ってた。

 

俳優って自分のことしか見えなくなっちゃう瞬間、いっぱいありますからね。

互いに興味を持つことを失わずにいられるって、実はそう簡単じゃ無いと思うんです。そこがとても素敵だと思った。

 

 

忘れられないのは、いつだったか東京公演の頃。

本番に限らずハードな日々をすごしているのに、毎回全部出し切って芝居をする座長の体力がもつのだろうかと勝手に心配していたある2ステ回の終わり。

無事にカーテンコールの幕がしまったあと、こりゃあどうしてもやりきった座長を労わずにいられねえという衝動で近づいたら、ほぼ同時に他の全員のキャストが座長のもとにわっと集まっていったことでした。

 

みんなして、なんでかわからないけどイエーイっていって座長の肩や頭や背中に触れて、手を叩いて。座長は皆にもみくちゃにされながら「みんな良いことあんでえ(ラッキーアイテムみたいに皆が触っていくから)」とかなんとか言ってましたが、あたしゃあその光景に思わずウルッときてしまいましたよ。

全員、祈るような気持ちで舞台のコージを見守っていたのだなあと。

演出の福ちゃんはもちろん、キャスト、スタッフさんたち、そしてプロデューサーの方々も。

 

その終演後、座長が珍しく私たちの楽屋の前をウロウロしているなあと思ったら、キャストの一人一人に「今日はありがとう」と伝えに来ていた。

私こそありがとう、という言葉が、自然にこぼれました。

 

***

 

「One for All, All for one」

ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために。

 

徳マックス先輩(皆に激愛される西岡徳馬さん)が、打ち上げのとき、私たちに言ってくれた。

ほんとうにそう。素晴らしい演劇は、そうでしか生まれないのかもしれません。

 

(荷ほどき中。大阪に行きたかった?猫)

 

「俺節」が終わり、テレビをつけたらば座長がいました。

 

「ドヤ街」と名付けられたライングループでは、みんながあちこちでテレビを見ているスクショと共に「座長!」「座長ーーっ!」と呼びかけて賑わっている。

ほんのりと寂しいけれど、これからは年末のジャニーズカウントダウンも今までとは違う想いで見ることになるのだろうなと思うと、愉しみでもあります。

 

俺節のみんなありがとう!

この世界に必死になってしがみついていれば、いつかきっとまた、その線がまじわるときが、くるさ。

 

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