12月1日 | 化粧品製造会社の社長blog
2019年02月02日

12月1日

テーマ:会社と社員

 

昨日はメデュラのMTG。1月までの販売状況と製造原価などなどを報告受けました。どうやら順調なようで何より。よかったです。

 

メデュラと言えば、、、

 

 

パーソナライズ・ヘアケア・ブランド『MEDULLA(メデュラ)https://medulla.co.jp/ 』がローンチしたのは2018年5月。発売した時点ではサティス製薬ではなく、他社が当該商品の製造を行なっていました。

 

メデュラのローンチに向けて最も苦労したのは、多品目にパーソナライズされた商品を製造してくれるOEM受託会社探しだそうで、その当時サティス製薬にも相談を頂いていたと後から聞きましたが、当社の営業部は即答でお断りしていたようです。仕方ないです、どう考えても利益出ないですからね。断るのが普通です。

 

断ったのは当社だけではなく、問い合わせをした製造会社の全てから断られたそうです。数えきれない程の製造会社から断られ絶望的になっている中、ついに受け入れを承諾する会社が現れまして、それが後々トラブルの火種となるピュアハートキングス社です。ピュアハートキングス社が製造の引き受け表明をした事によりプロジェクトは加速し、5月に無事サービスがローンチ。ユニークで旬なビジネスのローンチをメディアは次々と取り上げ、ビジネスアワードも受賞し、誰もが順調に離陸すると思った10月。

 

『無許可製造が発覚』

 

なんと、製造をしていたピュアハートキングス社が、実は化粧品製造業許可を持たない『無許可業者(いわゆるモグリ)』であった事が発覚。前代未聞の大不祥事に巻き込まれ、メデュラのビジネスに急ブレーキ(というか非常停止)がかかります。

メデュラは行政対応をしつつ、商品回収・返金の膨大な事務処理を行いつつ、再開のために再び難関『製造会社探し』を始めます。しかし前回同様に全てから断れ、一向にして見つからず、、、。

 

10月下旬のとある土曜日。

メデュラの社長と面談をしました。そこでメデュラが巻き込まれた事故の全容と今の状況を聞き、全ての話が終わる前に「当社で全面支援をさせてください」とお伝えしました。併せて「11月中には商品を完成させます。だから12月1日からビジネスの再開ができるように準備をしてください」ともお伝えしました。

 

メデュラ社長は深々と頭を下げて、声を詰まらせながら懸命に感謝の気持ちを述べてくれました。深く深く、何度も何度も頭を下げながら。

 

私の中で11月中に納品できる根拠などなかったですが、12月に事業が再開できなければメデュラは潰れるだろうと思ったことと、意気消沈している若き社長を勇気付けたかったため、後先考えずに11月納品をコミットしました。私の言葉を聞いたその瞬間にメデュラ社長の表情がパッと明るくなったので、やはりコミットして正解でした。

 

ただ、当社の現場は大変です。

通常、化粧品のOEM製造は、キックオフから納品まで急いでも6ヶ月はかかるもの。それを40日で終わらせると約束した訳で、しかも商品バリエーションが100種もあるため、100件のOEM製造をやらないとならない訳で。

 

週が明けた月曜日から11月末までの40日間、当社の現場は死ぬほど働く事になります。ただでさえ忙しい現場なのに、メデュラの新規製造100件が追い打ちしてきたのですから、職場はガチの戦場と化しました。

 

そして11月末、神業としか言いようがないのですが、見事に納品が叶います。すごいことです。そして、約束通りに12月1日、メデュラは事業再開を果たしました。サティス製薬、本当にいい会社、すごい会社だと我が事ながらに感心しました。

 

12月1日、

この日は、サティス製薬のプロフェッショナルたち150名全員でメデュラを再開させた記念日。150名の名を刻んだ記念碑を建てたいくらいです。

 

 

昨日はメデュラのMTGをしながら、走馬灯のようにこの3ヶ月を思い起こし、仲間たちが創り上げた偉業を振り返し、私の顔はきっとニヤニヤ誇らしげだったと思います。

 

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