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by Satoshi Yamazaki


ガタンゴトン ・ ・ ガタンゴトン ・ ・ ・


陸橋から電車を眺めた。

深い意味はない、全く無い(笑)。



少し先取り業界ニュース。

9月23日付けの『 通販新聞 』に、企業向けのオフィス用品通販大手 アスクル の記事が一面掲載される。


“アスクル、本気のBtoC通販へ”


法人向けオフィス用品通販最大手アスクルが個人向け通販(BtoC)の拡大に“本気”を見せ始めた。従来、個人向け通販の基本戦略は「本業である“法人向け通販の商品”をいかに個人に売るか」---。

すべては法人向け通販をベースとしたもので、言ってみれば「片手間の事業」に過ぎなかった。しかし、新たな個人向け通販サイト「アスマル」を始動させた今秋以降、個人向け通販戦略を大幅に変更。協力に規模拡大を推し進め始めた。年商約2000億円を誇るアスクルの「本気の個人向け通販」とは---。

(9月23日 通販新聞)


通販新聞の記事始まりはこんな感じである。

記事によると、現時点でアスクルの個人向け通販は年商が約22億円の会員数が約25万人。それを3年後には600億円の1000万人にすると言う。


3年で30倍強・・・


かなり高いハードルを設定したな。

で、別にどうでもいい事だけど、アスマル は昨年の11月にアスクルから分社したみたい。だから本体アスクルとは社長も別になっていて、通販新聞にはアスマルの新社長インタビューも載っていた。


ふむふむ・・・


なかなか読み応えのある記事だ。

著作権の問題もあるんで、ここでは全文は紹介しないが、関心のあるヒトは買って読んでも損はしない。ちなみに、通販新聞の Web版 にも一部の記事が掲載されているが、こちらも残念ながら全文ではなかった。

そもそもこの通販新聞って業界紙は、業界新聞には珍しくジャーナリズムを持った媒体で、広告出さなきゃ記事も出さない・・・なんてチンケでアリガチな発想はない。


だから通販新聞の記事は面白い!


さて、通販新聞のヨイショはこの辺で終わりにして(笑)、BtoB大手がBtoCに本気を見せる・・・、うちみたいなOEM製造会社にはとても興味深い姿勢だよね。

まあ、うちは全然個人向けのビジネスは考えていないから、アスクルグループの「BとC」を両立させる施策やその成果に単純な興味を持っているだけ。


うちの施策?


個人向けに行かない我々は、企業向けの業容拡張は来期から始めるよ。業績じゃない、業容の拡張ね。つまり今までのOEM受託製造だけに捉われない、別の企業間取引を始めるのだ。但し、一部のエリア(?)でまずはテスト的に。


慎重に・・・慎重に・・・