感謝の気持ち | 化粧品製造会社の社長blog

感謝の気持ち

70歳を超えたおじいちゃん。

とあるモノを作っている生産者(農業家)なんだけど、自分が作っているモノの話になると、こんな顔で話し出す。実に若々しい。実に魅力的で格好いい。


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オレはどうだろう?


オレもモノを作っている。作り出すモノや作る環境は全然違うけど、自分の意思を込めてモノを作っている、そう言った面では、うん、このおじいちゃんと同じ立場だ。

はてさて、オレはこんなに素敵な表情で“自分のモノ”について語っているのだろうか? うちのスタッフたちはどうだろうか?



オレ達は生産者の“気持ち”を背負わなければならない。

こんなに情熱的な生産者の、てんこ盛り気持ちのこもった農産物(素材)を原料に使える我々は幸せだ。まずはそこに感謝しなくちゃ。

だからこそオレ達は、クライアントに素材のプレゼンをするとき、生産者の情熱を、生産者の笑顔を、そのまま再現して伝えなければならない。


(≧∇≦)ニカッ


そう、こんな感じに。

間違っても情熱を下げて伝えちゃいけねーぜ。

そしてオレ達の製品をプレゼンする時は、生産者の情熱にオレ達の情熱をプラスして、超特盛の自信と笑顔で伝えなけれならないって事だ。

にしても今まで、化粧品を作り続けて十数年経つけどさ、沢山の原料に触れて来て、一度足りとも原料・素材に感謝する事ってなかったなぁ。


でもそれが普通なんだよね


今まで感謝出来なかった理由?

と言うか、こうして感謝出来るようになった理由の方が分かり易い。

それは実際の生産者(ヒト)に会う事が出来たからだと思う。抽出エキスとかに加工される前の、農産物(モノ)に触れる事が出来たからだと思う。
こうしたヒトの情熱とモノの容姿を、情報にして多くの人へ伝える事は、感謝の輪を広げる事であり食育の原点である。これもまた我々企業の使命であって・・・


ある種のトレーサビリティでもあるな