
3月に春がもうやって来たって書いたのもつかの間、街にはちらほら桜やクロッカスなどが咲き始めていたのに、またちょっと冬に逆戻りのベルリンです。春が来るまでもう一歩みたい。
そんな気候にシンクロするように、私もこの一ヶ月はちょっと立ち止まっておりました。体調がすぐれず、こんな状態はこっちに来て初めて。ここ約3年半、何もなく突き進んでこれたのがすごく有難いことだったんだなと。なんにもできない状態で色んなことを考えて、不安になったり、前向きになったり、弱向きになったり、強がったり。なんか心の中が忙しい毎日でしたが、やっと体と共に落ち着いて来たのでした

写真はパリにある大好きなモロー美術館での一枚。
生前のモローのアトリエを利用したこじんまりとした美術館なのですが、モローの作品が部屋中ぎっしり詰め込まれていて、雰囲気も良くて、ほんとに大好きな美術館です。ゆったりした時間の中で、座って説明書きを読みながら鑑賞できて、お気に入りの場所なのです。モローが好きな人にはお勧め


二階まであって、日本語の説明パネルも置いてあるので、全部読んでたら結構時間がかかります。モローの絵はクリムトや日本の画家だと天野喜孝と近い感じかな。二人ともモローの影響を受けたんじゃないかなぁと。

マカロン。始めてみた時は、可愛いけど、美味しいのかなって半信半疑だったけど、今では大好きなお菓子の一つです


オランジュリー美術館はモネの睡蓮があまりに有名な所ですが、その他印象派の絵画がまたすばらしくて、今回は写真のアンドレ・ドランや、ユトリロ、マティス、モディリアーニに魅了されました。

写真右は、ゴッホのタンギー爺さん。ロダン美術館にて。
今回(というかもうすでに去年の話なのですが)は素敵な出会いがあって、フランスの別の町でたまたま知り合った日本人画家の方がパリを案内してくださって。その方のおすすめがタンギー爺さんだったので、ロダン美術館に行ってきました。ほんとにすばらしかったです、色がすごく鮮やかで、やさしくて、穏やかな時期に描いたのかなと思ったら、精神病院に入る一年前の年だったので、色々考えさせられる絵画です。写真では素晴らしさが伝わりにくいのが残念です


最後はドラクロワ美術館での写真。
あ、ばらの写真はロダン美術館にて。ロダン美術館はお庭がきれいなバラ園になっているので、お花も一緒に楽しめます。右の写真はドラクロワのパレット。

ここはモロー美術館よりも更にこじんまりしていて、ふらっとパリのお宅にお邪魔するような、そんな感じの場所です。お庭は道に面していないので、静かなゆったりとした時間が流れていて、木漏れ日の中でベンチに座ってドラクロワが感じられる?そんな素敵な場所でした


ちょっと立ち止まったここ一ヶ月だったけど、色々考える中で結局頭の中に浮かんだのが ”すきなこと”。これからどう進んでいくかはまた別に考えるとして、もう少し引き続き頑張ってみようと。すきなことができる現実に感謝して、健康第一でこれからも進んでいこうと思います


最後に一曲、福山雅治 ”最愛”。
動画はお借りしてます、ありがとうございます。


街にもちらほら花が咲き始めて
動画はお借りしてます、ありがとうございます。
毎年楽しみにしてるベルリナーレ(ベルリン映画祭)がついに来週に迫って来ました
振り返ってみたら去年はかなりこの話題について書いていて。
日本映画はまず東日本大震災について撮られたものが3本。岩井俊二監督”friends after 3.11”、船橋淳監督”Nuclear Nation”、そして"無人地帯"(藤原敏史監督)。どれもドキュメンタリー映画。映画だけを見て震災や原発の現状をすべて知ることは難しいけれど、映画をきっかけにまた考える機会になるし、多くの人に見てもらいたいなと思います。ただ、ベルリナーレは10日間だけだから、どこかの映画館で続けて上映してほしいなぁと。
エリザベートとフランツ・ヨーゼフの絵が飾ってあったのにもびっくり。落ち着いた店内の雰囲気も合わせて、すごく幸せな空間でした。


