こんにちは!

サティ・マインドフルネス・センター

阿久津香里です。

 

最近ますます

「マインドフルネス」

というワードが

あちこちで聞かれるようになってきました。

 

Google、Apple、

ゴールドマン・サックス、P&G・・・

 

大きく優良とされる企業ほど

マインドフルネスを取り入れているのは

なぜでしょうか。

 

 

私達は日々様々なストレスにさらされています。

 

 

それは専業主婦だろうが、

会社の社長さんだろうが

国家権力だろうが、

立場は一切関係ありません。

 

「息苦しい」「大変だ」「辛い」

という感覚は社会的立場によって

大小決まるわけではないからです。

 

ネットの普及による情報の氾濫

社会における役割の多様化

家庭や会社での人間関係の複雑化など

私達はいつのまにか

同時に複数のタスクをこなすことが

当たり前の生活を送る様になりました。

 

マルチタスクを行える人間が優秀で

ひとつずつ何かを行う人間は要領が悪く

無能であるかの様な風潮がうまれました。

 

 

 

そんな流れの中、

いま自分が思っていたよりも

心も体も疲れ果てていることに

はたと気づき始めた人が増えています。

 

 

テレビを見ながら食事をする。

会議に参加しながらメールの確認をする。

子どもとお喋りしながら

ママ友からのLINEに返信する。

 

 

普通の光景ですよね。

 

 

でもちょっと立ち止まって

よく考えてみてください。

 

私達はいつの間にか

 

「見ることなくものを見て」

「味わうことなくものを食べ」

「感じることなく話して」

 

 

「・・・で、

わたし今日、結局何してたんだっけ?」

 

 

そんな風に感じたことはありませんか?

 

 

 

人間の脳はもともと

そんなに高性能にはできていません。

マルチタスクの日々を過ごすうちに

脳の疲労は蓄積されていきます。

 

 

心が目の前の「もの」や「こと」

から離れていると

心は散漫な状態

つまり「薄い」状態になっていきます。

 

その状態で仕事や家事など

やらなければならないタスクに

次々と襲われ続けると

心の濃度はますます「薄く」なり

次第に集中力が低下していきます。

 

そんな自分の状態を知ってか知らずか

私達は自分自身に次々と

タスクを覆い被せていきます。

 

すると次第に脳や心は疲れはじめ

わずかな刺激にも

過敏に反応していくようになります。

 

その状態が続くとやがて

「うつ病」やその他体調不良をきたし

もう自分ではどうにもならない状態に

なってしまう場合があります。

 

 

それが2018年10月の私です。

 

「で、結局マインドフルネスって何?~パート②~」

に続く・・・