2025年5月25日リピート配信を観て追記します。

今回のライブを配信で観て改めて思いました。

乃木坂ライブ現場の主役はもちろんメンバーですが、脇を固める運営、設営者と共にファンのコール、ペンライトが絶対的に必要な演出ですね。

14年を迎える乃木坂はそんな三位一体の関係が成り立っているからこそ、楽しく、最高、最強のライブができる。

先輩メンバーの想いを継ぐ現メンバーと、今昔のファンが作ってきた現場が乃木坂の宝物ですね…






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(以下本文)


 



 

乃木坂の13回目のバースデーライブが517日、18日の2日間味の素スタジアムで行われました。記念の10回目のバースデーライブを除けば最大規模の2日間で11万人を動員したと発表されました。
 

『乃木坂は最強のアイドルグループです』

最終日MCの中西アルノさんがスピーチしました。


 

私は全体スピーチを通じて素直にアルノの言ったことにうなずけましたし、現にもうすぐ結成14年になる女性アイドルグループが未だに味の素スタジアムのような大きな会場でライブをやれることは奇跡に近い事です

 

世代交代を余儀なくされる女性アイドルグループ。

2011年の乃木坂結成時に14年後のこの姿を想像した人はいなかったでしょう。

では何故乃木坂は最強のアイドルグループ一つとして今も沢山のファンを惹きつけ続けるのでしょうか。

 

今回のライブレポを含めて、1人のヲタク目線で書いてみます。

 

最強の理由① 「世代交代の巧みさと、期生戦略」

 

乃木坂は6期生を迎えました。14年で6期と言うと単純計算で2.3年に一度新しい期生が入ってくる計算です。乃木坂が最も難しい時期は1期33人の後の2期生を迎えるときだったと思います。2期生では謎の研修生制度もあり、今後どのように新しい期生を迎え、育てていくか全く手探りであったと思います。

そして2期生の反省を含めて3期生からは育成計画を持ちながら、期生単独としても成り立つような一つのユニットとしての扱いをしていきました。

それはとても成功して、ファンも3期生推しというユニット全体を推すような動きも出てきたのだと思いま。48グループのようにチームをもたない乃木坂にとっては、期生ユニットというのは、選抜、アンダーというカテゴリー以外でも展開できる武器となりました。

3期生には期生曲も当初から素晴らしい楽曲が提供されてファンを熱狂させるに十分な対応がされました。

実際メンバーはもちろん私の周りの3期推しのファンの皆さんの結束力と熱意はすさまじいものがあります。この期生戦略の成功が最強乃木坂の一つの武器であり、ファンを喜ばせるベースに育っていきました。その後4期、5期、そして6期と11名前後のメンバーを一つのユニットとして、スター誕生、期生ライブが行われ、昨年には坂道グループ全体での「新参者ライブ」も開催されました。 

1期、2期はもう全て卒業しました。3期生も5人になりました。オリジナルメンバーが抜けても乃木坂ブランドと実力が低下することはありません。最も難しい世代交代を巧みに続けている最強のグループです。

 

最強の理由② 「圧倒的なオーディション力と憧れのメンバー」

乃木坂といえば圧倒的なビジュアルで過去にも数多くのモデルを輩出しているグループです。オーディションには憧れのメンバーと一緒に活動したいという人が押し寄せるようなグループになりました。多くのファンの楽しみの一つは生写真のトレードです。全体の物販の中での生写真の売り上げ、利益はとても大きいと聞いたことあります。また、写真集も多くのメンバーが発売しています。

今回のライブでは6期生の最年少メンバー川端晃菜さんが7歳の時に白石麻衣さんの握手会に行ったというエピソードが事前に発表された後、ライブ会場に白石さんが来て、本人と会ったことが大きなニュースになりました。同性の憧れのメンバーがいて入ってくる好循環は乃木坂が最強であり続ける理由の一つだと思います。


 

最強の理由③ 「新旧楽曲の多様さと、時代に左右されない普遍的なメロディ」

最近の乃木坂ファン,と話すと、ミーグリはやらないけどライブには必ず参戦しますという人が多くいます。昔は握手会がメインでライブはその次みたいな印象のグループであったことも事実です。しかし、ある時点からは「乃木坂らしい曲が好き」という楽曲派ファンも増えてきたと感じました。ではその「乃木坂らしさ」の中身と何か。。。私の個人的な見解を書きます(叩かないでねw)

乃木坂らしさ。今回のネーブルオレンジもそうですが、乃木坂の表題曲には他のアイドルグループでは取り上げないような楽曲が表題になることがあります。恐らくこの流れは「君の名は希望」辺りから始まったのだと思います。「乃木坂らしさとは何か」を模索し、当時の公式ライバルであるAKB48を超えるにはどうすれば良いのか。。。

沢山の新しい楽曲提供者はその宿題をもらいアイドルらしくない独自性のある多様な曲を制作していってくれたのだと思います。そして、全体を通して、非常に多彩、多様な楽曲が乃木坂にはあるし、アンダー楽曲、ユニット曲、期生曲にも素晴らしい曲も数多くあるグループになりました。

今回のバースデーライブでは過去表題曲をすべて46分間メドレーの中で披露しましたが、表題曲のみならず、多彩は曲が披露されたなと思います。以下は1日目、2日目のセットリストを見ながらコメントしてみたいと思います。

 

1日目(出典 あっすさん)


 

 

1日目の46分メドレーパートのハイライトは、久保さんの元祖日常の表情。

そしてサヨナラの意味でのファンの緑ペンライトに泣きました。

ビデオで挿入される昔の映像は反則のエモさでした。

大好きな車道側もあやめんセンターで見られて満足です。

バスラらしい企画と一曲でも沢山の披露を目指した企画は素晴らしかったと思います。改めて乃木坂楽曲のレンジの広さと多様性に富んだ内容に感心しましたし、このメドレーこそが「乃木坂らしさ」の原点だなと思いました。

そして、アルノ推しとしてはSing Outでのソロダンス!頑張りましたねー!

きっかけの全員での歌いまわしも良かった!

アンコール前の2曲は歩道橋、君の名は希望の杉山勝彦さんメロディ。乃木坂の真骨頂と言える2曲でした。

 

 

2日目(セトリ、写真出典 ナタリー)

01.   太陽ノック
02. 走れ!Bicycle
03.
君に叱られた
04. チートデイ
05. ジコチューで行こう!
06. ネーブルオレンジ

この2日間を通して、井上和さん、中西アルノさんは直前の表題Wセンターを受けて、全体の座長的な役割でしたね。締めのスピーチも2日間任されました。乃木坂の進化は全曲ほぼ生歌でライブをやるようになったこと、そしてボーカル力がここ数年で非常に高くなったことでしょう。この2人はこれからの乃木坂を象徴する歌姫になることを期待されています。先輩たちが繋いできてくれた乃木坂の成長をさらに高いレベルに押し上げてほしいなと希望しています。


 

07. 46分メドレー(おいでシャンプー / 涙がまだ悲しみだった頃 / 制服のマネキン / 世界で一番 孤独なLover / バレッタ / 孤独兄弟 / ここにいる理由 / 夏のFree&Easy / 傾斜する / 命は美しい / 今、話したい誰かがいる / 裸足でSummer / 風船は生きている / Rewindあの日 / 逃げ水 / シンクロニシティ / 帰り道は遠回りしたくなる / 夜明けまで強がらなくてもいい / Wilderness world / 僕は僕を好きになる / 錆びたコンパス / 好きというのはロックだぜ! / 人は夢を二度見る / 踏んでしまった / チャンスは平等 / 歩道橋)

 

2日間圧巻の46分メドレーでしたね。表題は2日で全曲披露に。表題ではない波頃、傾斜する、錆コンは個人的にも大好きな曲です。孤独兄弟はかきさくのゴールデンコンビ!無表情はあやめん、なぎ20歳コンビ!



08. Actually… 

最近のライブでは欠かせない曲になりました。アルノの雄たけびが味スタに響き渡りました。
09. ごめんねFingers crossed
10.
おひとりさま天国
11. I see…
12.
インフルエンサー
13. 君の名は希望
14. タイムリミット片想い

2日間通して6期生は素晴らしい経験ができましたね。デビュー戦が味スタ、なんて恵まれたメンバーでしょうか!

15. バンドエイド剥がすような別れ方
16. ジャンピングジョーカーフラッシュ
17. 三番目の風

5人での3番目は会場の沸き方も一番あったのではなかったでしょうか。久保さんの煽りに3期生が支えてきた乃木坂の大切な時間が凝縮されていました。

18. 設定温度
19. ぐるぐるカーテン
20. ガールズルール
21. Sing Out!
22. Monopoly
23.
他人のそら似
<アンコール>
24. ハウス!
25. ダンケシェーン
26. そんなバカな
27.
空扉 

梅澤キャプテンのさわやかな達成感に満ちた表情が忘れられません。。。

あと何回のバスラに参加してくれるのだろうかと少し寂しくもなりました(泣)

28. 乃木坂の詩

最後に。。。

「最強のアイドルグループ」とはメンバー、運営、ファンが持続可能な熱い気持ちを継続できるグループだと思います。

長く乃木坂を観てきて思います。

いつの時代の乃木坂も最強を目指すために、必死に傾斜する坂道を上り続けているなと。

どのグループと比較することなく、いつの時代と比べることではなく、唯一無二なアイドルグループとして今が最強だと思えること。アルノの言いたい事はこれですよね。


 

努力、感謝、笑顔


メンバーもファンもいつも原点を忘れずにいたいなと強く感じた13thバースデーライブでした!
 




PS

今回もMVPはテルテルなぎにあげたいと思います。

なぎの不雨伝説が続きます。(2日目は白石さんが客席にいたので心配しましたw)