乃木坂36枚目のアンダーライブ、奥田いろは座長のもと全国5会場で行われました。
私は11年ぶりの札幌と横浜千秋楽を現地で観ることができましした。
ここ3年位のアンダラ、非常にレベルが高くなったと感じています。
その理由は何か、ずっと考えていました。。。
私の個人的な見方ですが。
アンダラ10年の積み上げと、先輩たちの残していった
アンダラへの情熱と思いが引き継がれ、熟成した
2014年に始まったアンダーライブ。握手会後たった数百人のファンの前で始まったアンダラです。選抜に入れなかったメンバーの悔しさとライブをやりたいという情熱は年々高まっていったと思います。ファンの推しメンバーだけでなく、乃木坂の熱いライブが観たい、アンダー楽曲が好きだという気持ちがアンダラを支えてきたと思います。
事実、表題曲以外に乃木坂には良曲が多く、いわゆるアイドル楽曲とは一線と画するアンダーらしい曲が制作され続けてきました。私もアンダーメンバー推しでなかった時代にもアンダラに通いました。
全ツ、バスラとは違う近い距離で熱いライブが観られる。そして、歴代のアンダーメンバー達はアンダラに賭ける強い想いをファンの支持を受けながら熟成させていったのだと思います。
今回のアンダラもそういう想いを継承したセトリ、先輩たちを超えるパフォーマンス、素晴らしいライブを作ってくれたなと感じました。
(下記の運営サイトにアンダラの歴史があります)
https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/underlive
5期生の加入によりグループのアンダラのライブレベルを押し上げる効果があった
5期生推しなので推し補正はありますが、間違いなく5期加入によりライブのレベルが上がり、先輩の3期、4期生にも良い刺激となっています。
スター誕生でのレッスンにより5期生たちは飛躍的にボーカル、ダンススキルの向上があります。先輩たちは5期生に負けまいと更に努力をする。アンダーライブのクオリティが上がる。そんな相乗効果があるのだと感じています。
これは成功している組織、会社や部活などでも起きることで下からの押し上げ。これがアンダラのレベルを向上させていると確信します。
座長奥田いろはさんも素晴らしいパフォーマンスと座長としての責任感を強く感じられるライブだったと思います。今後の活躍を期待しています。
かつての全員センター企画から始まった全員が主役の精神。今回はフューチャー企画で個の力として成長し発展した
アンダーライブは試行錯誤とチャレンジの歴史です。全員センター企画、ノンストップライブ、早期全国ツアーによる乃木坂の啓蒙活動など独自の路線でライブを披露してきました。「アンダー」という名前の持つ意味、それは下ということではありません。グループの成長・活動を支える、やグループのチャレンジ精神の縁の下の力持ちという意味だと私は理解しています。
もし乃木坂にアンダーライブの活動がなければ、アンダー楽曲がなければ、つまらないアイドルグループだったかも知れません。
全国にはアンダラが地元まで来てくれたから初めて乃木坂を観た、ライブに行ったというファンが沢山います。コツコツ積み上げてきたアンダラの歴史があったからこそ今も乃木坂がトップアイドルでいられると信じています。
そして、アンダーライブはもう一つの選抜、ライブ選抜になった
乃木坂の選抜制度。ボーダーラインにいるメンバー推しのファンは常にモヤモヤしながら選抜発表を迎えます。かつての握手会、今はミーグリの売れ行きと完売率、スピードが指標と言われています。
どのアイドルグループでも人気メンバーとそうでないメンバーが存在します。
そして選抜制度があるグループでは人気メンバーは選抜常連になります。
しかし考えてみれば、乃木坂に入ることだけでも選抜はされています。
何万人のーディションで選ばれたメンバー。
他のアイドルグループからは乃木坂にいることだけで羨望の眼差しがあるでしょう。
そして、乃木坂にはアンダーライブというスポットライトを浴びるステージがあります。
選抜に入ってほしいと願う気持ち、アンダーで光輝いて欲しいと願う気持ち。
ファンにはどちらもあるでしょう。
断言します。今のアンダラの立ち位置はもう一つの選抜、ライブ選抜です。
10年かけて成長した乃木坂のアンダーライブは選抜とは違うけれど、選抜とパラレルに並ぶことができるライブ選抜チームになりました。
『私達は選ばれてここに立っています!』
中西アルノがアンダラ座長の時に言った名言です。
アンダーライブが好きだ!
私は近年特にアンダラが好きだと思えるようになりました。
それはアイドルのライブが好きだから、その中でも乃木坂アンダーライブが、アンダー楽曲が好きだからです。
アンダー楽曲の素晴らしさは、客観的に見るといわゆるアイドル楽曲ではない、アーティストテイストの曲が多いと気づきます。カッコ良い曲、ダンスの激しい曲、クールに決める曲などが多いのがアンダー楽曲の特徴だと思います。
アンダー経験のないメンバーの中にもアンダーライブをやりたいと思うメンバー多いはずです。
それくらい魅力のあるライブを魅せてくれるのがアンダーライブです!
36thアンダーライブでのフューチャー企画がもたらすもの
今回のアンダーライブではフューチャー企画という個人にスポットライトを当てた企画に一人3曲多くの時間を使っていました。
どのメンバーも自分の強みを活かしたり、イメージとは違う楽曲にチャレンジしたり、とても楽しい企画となりました。そしてそれぞれのクオリティが高いことに驚きました。恐らくこの企画に向けて相当なレッスンを積んだはずです。5期生のスター誕生ライブでの良い刺激がここでも十分発揮されていると感じました。
そして後半のアンダー曲の怒涛の流れは本当に素晴らしかったし、個の力が全体にも凄く良い影響を与えているなと感じました。
史上最高のアンダラの更新、間違いなしでした!
そしてアンダラで鍛えられたメンバーが選抜に入り、乃木坂全体はさらにレベルが上がって行く事でしょう。
最後になりますが。。。
千秋楽での座長奥田いろはのお手紙の朗読。すごく一人一人を良く観察しているなと感心しました。立派に座長をやり遂げてくれたなと実感しました。
そして、Wアンコール後の葉月コールと徐々に黄色のペンライトに染まっていく会場。
乃木坂っていいな、と思えるファンの粋な演出ですよね(泣)
永島聖羅の武道館を少し思い出しました。
向井葉月というメンバーが乃木坂でしっかりと先輩たちのバトンを繋いでくれたこと、アンダーライブに並々ならぬ情熱で取り組んでいたこと、決して忘れません。
(セットリストその他は下記にまとめサイトのURLを貼っておきます)
















