MILK(4.5)
またまたアメリカ70年代映画の実話です。アメリカのゲイ社会を通して、マイノリティの差別問題を取り上げた真面目な作品です。今でこそ日本でも「おねえマンズ」とかいうTV番組もあって、同性愛者は社会的に受け入れられているようですが。70年代ではアメリカでもゲイはまだまだ差別され、法律で縛られるという信じがたい状況がありました。もちろん人種差別は言わずもがなでしょう。この映画は今もまだまだアメリカや全世界的の根底にある差別問題を象徴する映画と言っていいでしょう。この映画で出てくる表現「ストレート=ゲイではない人」は非常に面白いと思いました。でも人間はどっかしら誰でもストレートではないわけです。たとえば頑固者や偏屈な人。ロリコンやXXフェチな人。私を含めてまわりにもいろんな人がいます。そんな人たちを受け入れながら生きていることが当たり前になりました。でもこのMILKの主人公のような戦士のことを知ると、時代を感じつつも、今の時代のストレートとは何かを考えさせられます。非常にきわどい場面も多いのですが、むしろ子供にも見せるべき映画ではないかと思いました。PG12は反対です。