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ハリー堀田のBSゼルダ語っちゃうYO!

ディスクシステムのアドベンチャーゲームと言うと、
ふぁみこん昔話シリーズ、ファミコン探偵倶楽部シリーズ、
それにタイムツイスト。
どれも大好きだったたので、大変楽しみにしていたタイトルです。
残念ながら遊遊記とタイムツイストはサウンドリンクにはならず。でしたけど。

紙芝居の良い感じな、
声は一体さんと、粗筋を紹介するナレーションの声しか
入っておらず、原作のイメージを壊す事もありませんでしたし、
一体さんは磯野波平さんの声で意外とピッタリ合う。こんな声だったんだと新鮮でした。

テキストアドベンチャーゲームだけに、
競い様が無いのではと思いましたが、クリアまでの時間
及びスペシャルアイテムを取るというのがポイントで、
結構な接戦になりました。私は残念ながら入賞出来ず。

サウンドリンクゲームは保存が出来ないので、
後に平成・新鬼ヶ島としてニンテンドーパワーで
復活したときは、ちょっと嬉しかったです。
そちらの方はあまりプレミア化もしておりませんし、WiiUのバーチャルコンソールで2023年3月末まで
バーチャルコンソールでプレイ可能ですので、興味がある人は是非とも遊んでみて下さい。

平成版は、あの羽生結弦選手もお気に入りの一作みたいです。


探偵倶楽部1&2も結構売れたみたいだし、
鬼ヶ島も平成…と原作リメイクで令和 新・鬼ヶ島として、
再び出て来てくれると嬉しいです。
絶対プレイ用と保存用で2本は買うから!!
やってくれないかな?志倉千代丸さんYO!!
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Azusaの想い出

私が新・鬼ヶ島というゲームの存在を知ったのは、1996年、サテラビューでのゲームイベントの放送があった時でした。
私の家にはファミコンはあってもディスクシステムがなく、
ディスクシステムというのは、何となく存在は知っているけれど、
当時は情報を集める手段があまりなく、遊んだことのない私にとっては未知の存在です。
それなので私にとってはディスクシステムについて知っていることは、
スーパーマリオブラザーズ2が遊べるらしいというくらいのことで、
どんなゲームがあるのか、何をできるのかというのは完全に未知の領域だったのです。
なのでもちろんマリオやゼルダで有名なスタッフたちが作っているにも関わらず、
新・鬼ヶ島というゲームの存在はサテラビュー放送時まで全く知りませんでした。

それがいざゲームイベントが始まって早速遊んでみると、
他のゲームとはちょっと違う独特のカラーや世界観に、完全に引き込まれてしまいました。
すっかりはまり込んでしまった感じです。
それで、新・鬼ヶ島放送時は毎日欠かさず放送時間には熱心にテレビにかじりついて参加しました。
近藤浩二さん(こんちゃん)作曲の原曲をアレンジしたアレンジバージョンが凄くよくて、
これもまたテレビにかじりついて聴き入っていました。とくにエンディングのアレンジが凄く格好いいのです。
サテラビュー放送時に使われていたアレンジ曲も、原曲のよさを壊していない、
むしろ曲のよさをパワーアップするような、素晴らしいアレンジの数々だったのです。

サテラビューの放送ですっかり新・鬼ヶ島の独特な世界観に引き込まれた私は、
元になった原作のディスクシステムのゲームも遊んでみたいと強く思い、
もの凄くディスクシステムが欲しくなってしまったのです。
でもその当時でもすでに、ディスクシステムは過去の遺物という感じで、
そう簡単には手に入らなそうにも思えました。
秋葉原にも何度か行っていましたが、行ったお店がよくなかったのか、(当時はインターネットの情報が各段に少なく、有用な情報を探すこともなかなか困難でした)
ディスクシステムを見つけることはできていませんでした。
それでディスクシステムへの憧れが募るばかりで過ごしていたのですが、
当時メールをやり取りしていた方にその話をしたら、何とその方はディスクシステムを持っていて、
使っていないディスクシステムを譲っていただくことができ、憧れのディスクシステムを手にすることができました。
早速ディスクのうち数枚を、当時はディスクカードの書き換えを行っていた任天堂に送って、ゲームを書き換えることにチャレンジ。
ようやく、原作の新・鬼ヶ島を遊ぶことができたわけです。
サテラビューともまた違い、なかなか辛口なゲーム難易度でしたが、印象深い出来事でした。

その後SFCロムの書き換えサービスが始まって、平成新・鬼ヶ島が出た時も、
お小遣いをどうにかやりくりしながらロムを手に入れて、平成新・鬼ヶ島に書き換えたり、
こちらは後から結局ソフトバージョンが出たので、焦らなければよかったなぁと思いましたが、
平成新・鬼ヶ島にもクリアするとFC版の新・鬼ヶ島が遊べるというオマケがついていて、
もし先にそれが分かっていたら、ディスクシステムのことにもそんなに必死にならなかったのかもしれませんが、
やっぱりあの遊びたい!という気持ちで動いて、どうにか望みが叶った時の喜び、
ディスクシステム版の新・鬼ヶ島を遊べた時の嬉しさは印象深いです。

ゲーム内容というよりはゲーム周りの話になってしまいましたが、
今では懐かしいアドベンチャーゲームというジャンルも、私にとっては新鮮でした。
少しコンピューターがまだ黎明期に近かった“あの頃っぽさ”を感じるのが、楽しく感じられたりするのです。

そして新・鬼ヶ島の音楽、実は今でも凄くお気に入りで、
私は音楽、特にゲーム音楽が好きでよく口笛を吹くのですが、
未だに新・鬼ヶ島の曲を吹くことはとても多く、ここ最近では毎日のように口笛で吹いていたりもします。
そしてやはりサテラビュー放送時のエンディング曲は、もう本当に長いこと聴いていないのですが、
未だに印象に強く残っていて、よい曲だなと今でも思うのです。

ゲーム内容についてあまり言及できませんでしたが、きっと他の方が書かれていると思うのでよしとしよう。
これが私の新・鬼ヶ島の思い出でした。

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