私は30代後半になってから外資に転職し、実家を出ている。
両親、妹、当時小学生の甥と幼稚園児の姪も同居していて、仲良しだったので、なかなか大きな決断だった。
時は過ぎて、甥は高三に、姪は中三になった。
コロナ禍以外はゴールデンウィークと夏は帰省することにしている。
ありがたいことに今でも甥とも姪とも良好な関係だと思う。
今年の夏も帰省。
夕食後にコンビニに向かう道中、信号待ち中に
ふと
姪が言うのだ。
姪:satchmoはなんでここで暮らさないの?
私の妹:satchmoはあっちで仕事してるでしょ。
姪:今の仕事は辞められないの?
私の妹:そういうあんただってすぐに高校生になって卒業したら遠くに行くかもしれないでしょ。
姪:ここが嫌なの?
satchmo心の声:嫌だとは思ったことない!むしろ東北が恋しい。中でも北東北が好き。秋田好きすぎる。なんでここから出ちゃったんだろう。。。いや、数年で戻る心づもりだったのよ。あー、戻って来てえよ。
中学生の姪の言葉がずっと刺さっている。
なんでsatchmoはここで暮らさないの? 今の仕事は辞められないの?
悪気もなく、何かを察することもない純粋な気持ちから来る言葉。
これが私の心をずっとえぐってくれて、これからのこと、今までの価値観を振り返る機会を作ってくれている。
中学生の言葉に感謝。
そして、純粋にアマノジャクババアと一緒にいたいと思って行ってくれる一言に感激。
大人が憶測したり練りに練った言葉よりも
子どもの一言の威力ってすごいのね。
ずっと頭に残るたった一言の力。