Monk encouraged me to emancipate the drums from their subservient role as timekeepers.
- Max Roach –
Monk: 修道院の人、、、ではなくセロニアス・モンク(Thelonius Monk / アメリカのビバップジャズのピアニスト)
encourage to: 〜するように励ます、元気づける
emancipate from 〜: 〜から解放する
subservient role: 補助的な役割
emancipateなんてお恥ずかしながら英語コーチを名乗る私も聴き慣れない単語。支配から解放されるような意味が強い様。
こんにちは。踊りは嫌いなので踊らせないジャズ、ビバップが好きな英語コーチのイトウです。
個人的感想ですが、セロニアス・モンクはピアノというほぼ2次元的な見た目をしている楽器を空間と捉えて、打楽器的に演奏している様に感じます。
そんなモンクだからこそ、当時は若きドラマー、マックス・ローチにはタイムキーパーの様な目立たないドラミングではなくもっと自由に演奏できる様に働きかけたのでしょうか。
スウィングジャズの様に踊れるジャズは文字通りタイムキーパーの様に正確にリズムを刻み踊りやすくすることを求められたのでしょうけど、自由な即興演奏が増えることにより、ジャズをじっくり聴く人も増えたのではないでしょうか。
マックス・ローチのたったの一言。しかも何十年も前。
なのにこの言葉が今も残ってている、ということは当時はインパクトのある言葉だったのでしょう。
ビバップには欠かせないジャズメンの意外な言葉。興味深いです。
写真は8年前。
カリフォルニア州オークランドのピアノ屋さんでのクリフォード・ブラウン(Clifford Brown)&マックス・ローチ(Max Roach)プロジェクトと題したジャズライブ。
自由に楽しそうに、しかしバンドメンバーを気遣うドラマーが印象的でした。
そしてプロジェクト名にマックス・ローチと入るくらいなので、ドラマーのためのライブという感じが聴きがいがありました。
ちなみにこの時のサックスプレイヤーはGrant Stewart。
このライブの1年前に青森県の八戸市(元南郷村)のジャズフェスで見ていたので、声をかけたところドビックリしていただきました。
そりゃそうだ。一年前に青森でライブを見ていた客がカリフォルニアのライブ会場にいるなんて。
英語愛とジャズ愛がなせる偶然。
またライブでジャズを聴きたい、と思う今日この頃。
英語コーチ、やってます。
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