今日は。英語コーチデビュー準備中のイトウです。

準備期間中に、なぜ英語コーチを目指すことにしたのかを書きたいと思います。

私が今までで英語で大きく挫折した経験は3回。

今日は挫折3回目。2013年頃、30代半ば頃の思い出を。

(ごめんなさい。今日ちょっと長めです。)

 

過去の挫折はこちら↓

 

 

[挫折その3]

3回目の挫折は30代も半ばになってから。

高校留学したとはいえ、通訳のアルバイトをしたとはいえ、世の中超就職氷河期でしたので、学校卒業後も専攻した旅行の仕事にも英語の仕事にもつけていなかった私。

 

長く勤めた地元の鉄工所をやめてカリフォルニア州でインターンシップに参加することにしたのが33歳頃。そこでも大きく挫折。

そりゃそうです。10年以上英語に関わってないのですから。

でもね、今回もどうにかなると思っていました。行くまでは。

なんなんでしょう、この根拠のない自信。

 

インターンシップは最長でも18ヶ月。さて、どういう過ごし方をするか。

本格的な焦りが来たのは1年くらい経ってから。日本人しかいない会社がインターンシップ先だったので、自分の英語力を思い知る機会が無く、気づくのが遅れました。。。

 

ある日、マクドナルドのドライブスルーにて、店員さんがもっとバックして、とか後で注文とるから待っていて、と言っているのが全く理解できず、注文し始めて怒られる。

何度言っても伝わっている雰囲気がない。

会計でも時間かかるから車停めて待ってて、だから待ってろって言ってんじゃん!と言われているのも何度も聞いてやっとわかる。

やれやれ、やっとホットチョコレート来たー!と思ったら何故カフェモカ?

この経験、ドライブスルーで飲み物を買う、というだけなのに大きな挫折でした。

 

同じ頃にもう一つ挫折を経験。

取引先に電話したら保留し忘れたらしく取り注ぐ人の声が丸聞こえ。「○○○(会社名)Kidsからだよ」

名前でもなく「○○○社のKidsの誰か」としか認識されていないことが発覚。

舐められてるし、印象も薄いし、だからちゃんと対応してもらえてないのかも。

この時の私も這い上がりスイッチ、猛烈でした。

 

この半年前くらいからトーストマスターズという組織に行っていたのですが、毎週例会があっても会費も安いことから、そんなに毎回マジメに行ってたわけでは無いのです。

(トーストマスターズとはスピーチやマネジメントスキルを学ぶアメリカ発祥の非営利教育団体です。トーストマスターズについては、また別の機会にでも記事にします。 https://district76.org/ja/ )

残りの滞在6ヶ月しか無いのにこのザマはなんだー!と気づいてしまった私はこのトーストマスターズ、超マジメに取り組み始めます。

無様でもスピーチは断らず頑張る!人のスピーチは真剣に聞く!全部聞き取れなくてもスピーカー全員にフィードバックを書く!会の進行上必要な役割はグダグダでもやってみる!出来ることなら毎回参加!

もう一つは毎週末、バークレー、サンフランシスコ、サンノゼに出向き、Meetupというアプリから、英語学習者向けの会合に参加しまくる、ということも。これはモチベーションを上げるのに大いに貢献しました。

半年後に帰国するのに今必要?とも言われたこともありましたが、半年しかないから今猛烈にやってるの!と返していました。

 

既にこの時点で中年になっていた私。でもちゃんと成果が出たのです。

・聞き取れる英語が増えた実感をもてた。→電話でも返事をするまでの時間短縮。

・英語で5〜7分のスピーチができるようになった。

・話すスピードが上がったので、スピーチに盛り込める情報量が増えた。

・アメリカのサプライヤーと話す時の態度が堂々としてきたので名前を覚えてもらい、相手の対応の質が上がった。

・TOEICが800点台から900点越え。

・帰国後、工業英検2級と国連英検B級に合格。

 

ここまで長い記事を読んでくださりありがとうございます。

「イトウさん、結局アメリカに住んだから英語できるんでしょ。」

と思われた方。多少はその通りでしょう。

ある程度の英語力までは伸ばせると思います。ある程度で満足しても良いです。

でもずっと英語に自信が持てない可能性もあります。事実、何年も海外生活をしていても自信がない人、中級レベルでとどまっている人もいらっしゃいました。

一方で、海外経験が無いにもかかわらず、英語力を身に付けた方々もたくさん見てきました。

海外に住んでも、英語にしっかり向き合って取り組まないと習得は難しい、というのが2度の海外生活で得た感覚です。

逆にいえば、目的を持って、それにあった学習環境さえあれば、海外に行かなくても英語は習得できるのではないでしょうか?

海外はその「学習環境」のバリエーションが豊富になる利点はありますが、自分自身に大きく左右するのは学習環境をどう作るか、与えられた環境をどう使いこなすか、そしてどう活かすかではないでしょうか?

 

私の3度の大きな挫折経験から思うことが2つあります。

 

[1つ目]:短期集中が良い!

こんな理由から。

・集中して取り組むので成果が出るのが早い

・集中期間に覚えた単語や文章は頭に残りやすい

・学習期間そのものが思い出となる(←個人的お気に入りポイントです⭐️)

 

[2つ目]:一人で達成するのは難しい!

私は、ホストファミリーが英語面(発音チェック、英語添削)、物理面(早朝の送迎)、精神面で支えてくれました。

アルバイト先のお姉さんが、予習する手助けをしてくれ、頑張っている私のために時給交渉もしてくれました。

トーストマスターズでは仲間がフィードバックをくれ、励ましの連絡をくれたからスピーチができるようになるまで続けることが出来ました。

週末の学習仲間や先生との交流もモチベーションを保つ助けとなりました。

伴走してくれる仲間がいたらもっと頑張れる、続けられる、というのが私なりの結論です。

 

ということで。。。

今までの挫折と助けられながら克服した経験を生かし、自分が英語コーチになることにしました。

今、目標達成率日本一の先生のもとで修行中です。

 

過去の私のように挫折や焦りがスイッチの方

なんだかお尻に火がついちゃっている方

挫折も焦りも通り越すぐらいお尻の火よりもキラキラしたワクワクがスイッチという方

走りながらお尻の火をキラキラに変えたいという方

一緒に走ってみませんか?

全力でサポートします。

 

もうすぐ募集予定です。

詳細は後日。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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