こんにちは。
精神科病棟看護師
≪春≫です。



うちの病棟には、約40名の患者さんが入院しています。寝たきりの患者さんが数名。。。
車椅子の患者さんが7名ほど。。。



その他の患者さんたちは、精神的な病はあるものの内臓は健康なので、元気です。



患者さんたち管理栄養士さんのメニューを何年も食べており、間食もほぼ無いので私よりよっぽど栄養バランスのいい物食べています(^^;



年齢層は50代~90代とわりと高齢の方が多いです。


そんなご高齢の患者さんの中に、



ボス


がいるんです。





集団になれば、どこにでもいるんですね。







ボスは、いつも手の甲にびっしり小さい文字で
1日のスケジュールを書いています。

朝起きて、さっそく
毎日手の甲に書き込みます。


ご飯のメニューだったり
病棟活動の内容だったり



まじまじと見たことはありませんが、本人がそう教えてくれました(^-^;




なんで毎日わざわざ手に書くんですか?



と聞いたところ


忘れるからです。



手じゃなくて紙に書いたらどうですか?


紙は無くすんです。


と、返事が返ってきました。
食事のメニューも、活動表もみんなに分かるように病棟に張り出してあるから
それを見ればいいのですが、
やはり不安なのでしょう。



患者さんたちは心配事や、不安な事をたくさん
胸にかかえています。



私たちにとっては、なんてこと無いことを
異常なほど悩み考え



時には、自分自身を追い込んでいくこともあります。






手の甲にびっしり書き込まれた文字は、消灯前に洗面所でせっせと洗い落としています。その背中に





今日もご苦労様でした。




といつも思うのです。


実際、ボスの手の甲目当てに

夜ご飯は魚ですか?肉ですか?

今日の活動はどこでありますか?

など、頼りにしてる患者さんが尋ねにくるんです。
ボスは、手の甲を見ながら誇らしげに答えているのです。患者さんたちの中にも立ち位置といいますか、病棟内にも小さな社会があるんだと思います。



ボスの手の甲のメモは
不安な患者さんのお役にたっているんですね。




こんど、
まじまじと見せてもらおうと思います(*^^*)







今日もブログを読んでいただいた方
ありがとうございました。


≪春≫