エリカ「2人ともここにいたの、例のエイリアンさんが目を覚ましたそうよ」

と、2人を呼びに来た沢乃と 病室に向う

中にはともみと真理子を除くASKのメンバー全員と医師の陽一がいた

院内(00室)

エリカ「ねえあなたは一体誰で、何の目的でここにきたのか 答えてくださいお願いします」

   とエイリアンの手を握った沢乃を中継して、彼女の意思がみんなの心に流れてくる

ローザ「私が生まれた惑星デル・マイトはかつてはこの地球と同じく自然と美しさを兼ね備えた素晴らしい惑星でした、しかし機械化を勧めようとする一部のおろか者たちによって強固な軍事力を持った要塞に一変していったのです。

それがやがて同じ民族同士の戦争を生み多くの血が流されたのです それでも武器を売って儲けたい商人達は永久に死なない兵士を作りました そうそれが私たちドラゴン・ガード(機械戦士)なのです。

兵士として戦場から戦場へ借り出された私たちの戦いは故郷デル・マイトが消滅した後も終ることはありませんでした 一つの星が壊れるとまた次の星へ行って戦争をする 私たちはそうして星から星へと渡り歩いてきたのです」

 と語るローザ。

エリカ「なっ、なんと言う過酷な運命・」

  手を握ったまま涙する沢乃

ローズ「そんな私たちにも新しい使命が与えられました

 金星都市アフロディナの王ゼロストは私たちドラゴンを護衛として

抱えてくれたのです その当時ゼロストはたくさんの政敵に命を狙われていたからです、私たちは王の護衛をする代わりに市民と同じ

幸福が与えられました。

私たちはゼロスト王の恩に報いるために

第2の故郷であるアフロディナの繁栄に力を注ぎました」

みなみ「よかった」

ローザ「しかし運命は私たちを祝福してはくれませんでした、魔女メディーナが無数の怪物軍団を率いてアフロディナに攻めてきたからです」

エリカ「えっ、魔女っ?」

ローザ「原初の昔に生まれたとされるメディーナは無数の怪物たちを使って全宇宙を捻じ曲げようとしていました 私達はチーム・ドラゴンを結成し代々の王達と力を合わせ戦いを挑みました、 でもその戦いは数千年の年月を得てアフロディナ文明が滅んでも なお終ることはありませんでした そして長きの戦いで私たちの

兵力は10分の一にまで減少していきました、私はメディーナ軍に最後の勝負を仕掛けました」

○宇宙暦ⅩⅩ年

N「そこは遥かなる宇宙、地球とは別の銀河だった。

全ての生命体の消滅を企む、魔女メディーナ

が操る怪物軍団とこの世界の秩序と安定を願うローザ率いるドラゴン・ガードの戦士たちが宇宙の命運を賭けて激しく激突していた

メディーナは巨大な宇宙エイ クラウメス

やクラゲの姿をしたゲデーラなどの怪物たちを集団で束ねていた。

ローザはマシン・パンドラを操り 怪物軍団に戦いを挑んだが数で勝る

彼等に苦戦をしいられていた

そこで ローザは他の怪物たちを他の同志達に任せメディーナのみを倒すことに全力をあげたのだった」

気球クラブとダンス部の顧問である

まゆみ先生は高いとこは苦手だった

麻友 「仕方ないなぁ 失敗したら恨むくらいじゃあすまないよ」

優子 「やっぱやるのぉ」

   渋々気球に乗り込む2人

まゆみ「安心なさい きっと大丈夫よ 理論的には成功するはずだから・多分」

   と、適当に励ますまゆみ

まゆみ「それじゃー行ってらっしゃい」

   と気球を繋ぎ止めていたロープを切る

   『ザーザー、ブーン』

   気球は風に乗り少しずつ上昇していった

   「わーすごいや」

   と感激する、周辺の子供たち

優子 「やった、浮いてるよ まゆゆ」

麻友 「ほんとだ、まさか成功するとは思わなかった」

   と興奮冷めやらぬ2人

   気球は地上からもう6メートルに達していた

   『ドバーン・ドカーン』

その時何処かから花火が上がる

優子 「凄いねえ・まゆゆ花火だよ」

優子、麻友「たーまやー」

   と興奮する2人

   『ビュービュー』

   と、突然の突風に揺れる気球

優子 「きゃーだいぶ風が出てきたよぉまゆゆ・・

まゆゆってばーなぜ黙ってるの まゆゆぅ・・・」

□戻る

○神奈川県上空

みなみ「??優子 さっきから一人で何ブツクサ言ってんの 私は麻友じゃなくてみなみだよ 優子 頭大丈夫?」

優子 「・あれっ、いけないまたスリップしちゃった」

   と『ぺロッ』と舌を出す優子

みなみ「こっ、これだもん先が思いやられるよ」

と、昔を懐かしむ2人だった。


N「その後最新の設備を持つASK病院で細

胞や血液型等いろんな検査が行なわれた結果、

私我地球人とは異なる人種でかすかに生きて

いることが分かった だがそのエイリアンは

未だに、活動を停止したままであった」

静岡県ASK院内(00室)」

エリカ「どうなの陽一くん、何か分かった」

陽子 「それがぁまだ眠ったままなんだよ」

エリカ「ふーん、いつ目を覚ますんだろうね

   とASKの医師鳩山陽1(24)と話す沢乃

   2,3の触覚を持った銀の目をした生命体がたくさんの

管につながれベットに横たわっていた

   時々『グァッグァッ』

   と繰り返す

同・外

みなみ「ねえ優子あの銀の目の人宇宙人だよね」

優子 「多分ね」

みなみ「なら私たち わかるんじゃない」

優子 「でもあの時はわかんなかったよ」

みなみ「それはそうなんだけどさ」

(2)気球クラブ

優子 「それにしてもやっぱぁ気持ちいいなあ、気球に乗るのってAKB学園の卒業のとき以来なんだ」

みなみ「そういえばそんなのあったね

気球クラブだったっけっ」

優子 「うん そうだよ 懐かしいな」

回想

N「それは6年まえの日曜日だった 熱気球

〔会いたかった号〕の完成式を行なうので

気球クラブのメンバーは朝5時までにアキバ公園前に集合せよと 昨夜ボスことまゆみ先生からの指令の伝書鳩が届き、優子たちメンバーは朝早く公園に出かけていったのであった」

○秋葉原公園のある四つ角

麻友 「おはよう、優子(15)遅刻だよ」

   と、途中であった麻友(15)が走りながら声をかける

優子 「そう言うまゆだって遅刻してんじゃ

ん」

麻友 「だってこんな朝っぱらから呼び出すなんてあんまりだよ」

優子 「だよね あの先生 人の都合も考えず突然呼び出すんだから参っちゃうよ」

   二人 文句を言いつつ、公園に向う

公園に着き他のメンバーを待つ優子と麻友、時計はとっくに6時をまわっていた

   しばらくして夏目まゆみ先生(39)がお尻をかきながら

伝書鳩のケイちゃんと一緒にやってくる

同・公園内SKB広場

まゆみ「なんだ たった2人だけなの、仕方

ないわねぇ じゃー2人にはさっそく試

運転してもらいましょうか」

と、背負った組み立て式の熱気球を膨らませるまゆみ先生

優子「えー、試運転」

麻友「と言うと つまりぃ、飛ぶかどうか分からないと言うことよねぇ」

   瞬間 優子と麻友青ざめる

麻友 「あのぉまゆみ先生 どうしてもやるんですか」

優子 「最初は無人でやってからと言うわけには」

まゆみ「もちろん いきません私は人が乗っての実験が見たいのです」

優子 「なら まず先生が見本を」

麻友 「そう まゆゆたちはその後やるよ」

まゆみ「・・そうしたいのはやまやまなんだけど 私は高所恐怖症なのよ

 知ってるくせに」