〔14〕ペンダントの魔神

「思い出話もそれ位にしなされ、そろそろ時間じゃヒッヒッヒ」と蛇老婆は笑い「ブライ王女ヨおまえが体内もつ銀の扇を捧げればガウト神の力は完全に復活するのだ」と語り「残念だがまもなく時間ダ処刑用意」と続けた。モーモは「くそー死んでたまるかよ」と言いピーグルは「もう一度成長したあの子に会いたかったデヤスな」と語りペンダント投げた するとそのペンダントの中から煙と共に魔神が「ハーイ、なんか御用ダスか」と言って現れたのだ、モーモは「そんなん 持ってるなら なんで初めから使わん」と怒鳴ったがピーグルは「いまに分かるデヤス」と答え「3人の銀縄を解いてほしいでヤス」と頼むと魔神は「ワカッタダス」と答え3人を十字架から解放すると「これで3つの願いは全て叶えたダス」と言って消えたのであったモーモは「これで終わり?」と訊ねるとピーグルは「昔手に入れた魔神デヤス 願いが一つ残ってたでヤスが、いつかあの子に会おうと取っておいたでヤス」と答えたモーモは「それは悪かったな」と言うと「何イッテルデヤス、命があればこんな物なくてもいつか会えるデヤス」と言いきった。だが黄金人は見かけ以上に強く3人は滝まで追いつめられていった蛇老婆は「やれやれまったく懲りない連中じゃナ明主様に逆らっても無駄だといておるのに」と答えた。そのときかすかな霧が流れてきた、モーモは「これは次元流だ、ほら超空間で見ただろう」と語ったらピーグルも「あの別の時間から流れてきたってやつデヤスか」と同意した。

〔15〕未来から来た戦士?

別の時間から流れてきた霧がガウス星全体を包んだかと思うと3匹の鬼と共にそれを追って戦士が舞い下りた、戦士は瞬時に3匹の鬼を赤きセルゲイアの剣で切断したのだった、そして鷹にかけより「あらモーモじゃない懐かしわね こんなところでイッタイ何シテルのサ」と尋ねた モーモは「詳しい話は後、それよりこいつらやっつけてくれ頼むよ」と言ったら戦士は「OKお安い御用よ」と語ると剣を翳し黄金人たちに向って行った蛇老婆は「これは面白いことに」と呟き消え去った、ブライ王女は「蛇老婆が引いた、このモノはイッタイ」と答えた、戦士は「ウナレセルゲイア」と叫ぶと黄金人達はその光で一瞬意識を失ったそしてしばらくするとその一人がムックリ立ち上がり逃げようとした4人を「お待ちください、私は黄金人の王女ミドナ、我等の呪いを解いてくれたお方はどなたですか」と尋ねた すると先ほどの戦士が紫の髪を靡かせ「それはわたしです、名はラマォダと申します」と告げた、するとミドナは「お待ちしておりました、救世主様」と言ったので4人は目を丸くしたのであった。

〔16〕救世主伝説

ミドナは3人をムサの地下洞窟に案内した、やがて向こうから黄金人等を従えて長老ムウランが現れたムウランは「安心なされここにいる者は皆洗脳されてはおらん」と語った

モーモは「あんた等はなぜラマォダの事を救世主と呼んだのか説明しろよ」と切り出した

ムウランは「それを説明するためにここへ来ていただいたのですじゃ」と語った、ミドナは「そこから先は私が説明します」と答え話しを続けた「私達黄金人は祖先らが荒廃させたこのランダリマ星に黄金文明を築きましたそして自然とも調和しながら数千年間は平和に暮らしていたのです、でもある時暗黒の宇宙から雷獣神ガウトが現れ故郷ランダリマを死の星に変えて行ったのです 戦いを知らない私達はことごとく雷獣神に敗れ去り一部の者とこの地下に逃れ再起を窺がって いたのですが、あるとき私は同士たちと地上の様子を探っていたさいに洗脳(呪い)を受け、その後は皆さんご存知のとおりです」と語った「ちょっと待つデヤス、何処にも救世主は出てこないヤスよ」とピーグルが聞くとムウランが「そうあせりなさんな、まだ先がありますじゃ」と答えたミドナは続けて「私達はこの危機を回避するため王家の古い記録を調べましたそしてある記日を発見したのです「その記日とは」とブライ王女が訊ねたらミドナは「遠い未来王国に危機が迫るとき紫の髪の少女が舞い下り・と言うものです」と語った、するとブライ王女が「それだけ、その続きは」と尋ねたがミドナは「あとの文面は霞んでいて解読出来ませんでした、でもいつ餌にされるとも分からない状況の私達にとってはそれが唯一最後の希望でした」と語った。

それを聞いたラマォダは「私がどれだけあなた方の力になれるか分からないけど光栄に思います」と言ったその言葉を受けムウランは

「いや、隠しめさるナあの剣、あの戦いを見た時このお方こそ伝説の救世主に違いないとわれ等は感じたのじゃ」と輝く目でそう言ったのだった。