〔3〕意外な結末
こうしてナムジィの野望は終わったかと思われたがその数年後、オシメ神とナムジィの結婚の報がアトラントにもたらされたと言う。
第一九章・いちごの木となった少女の話
イチゴの森にあるラヴイュナの木は魔空戦争後に出来たらしいのですが、これについてはこうゆう逸話が残されているのです。昔エンドラの国にシーバホジスと言う詩と音楽の精霊とラヴイュナと言う果実の精霊がいた。2人は互いに惹かれあい、ラヴィュナは結婚の日を楽しみにしていたと言う。だが魔空戦争が2人を引き裂いたのだった。
シーバホジスは父ラードと共に戦争に参加せねば成らなかった、その夜ヴィーナスの丘にラヴイュナを呼び出したシーバホジスは「僕は戦争に行かなければ成らなくなった、だがきっと帰ってくるその時はこの丘の真ん中で待っていてほしい」と彼女に告げるとラヴイュナも「帰りをお待ちしています・・いつまでも」と目に涙をためてそう答えたのである。
しかしシーバホジスは2度と帰る事は無かったのである。そして彼を待ち続けたラヴイュナはそのまま大きな樹木になったと言う。ラヴイュナの木は毎年20種類以上のフルーツを咲かせエンドラの国の人々を今も喜ばせていると言われています。