タイトル通りです。野外最大(72.5mm)越えを内心期待していた画像蛹♂が羽化後死亡しました。

 

 

羽化直後の画像が残っていたのでうP。完品羽化していました。

 

 

 特大個体は不全しやすいと聞きます。ですが私の見解は少し違います。幼虫期間が種類や餌に応じた無駄に長くも短くもない期間+大顎がかなり発達している個体。この条件を満たしている個体は余力があり余っています。なので完品羽化率が高いと個人的には思っています。以上から当個体は不全率は低いと私も当時は考え、その通り完品羽化してくれました。問題はここからです。

 

こんな綺麗に完品羽化したのに突然死したのは不自然です。まあ生き物相手ですから絶対は存在しないのですが、私は2023年でこれ以上ないだろうレベルの馬鹿をやらかしました。いや大馬鹿か。まだ突然死した方が納得していました。まだ温度管理ミスをで落ちた方がマシでした。まだ落下で死亡した方が気持ち的には楽でした。

 

 

 

はい 自分の足で踏みつぶしてしまいました。呆れを通り越して爆笑してしまいました。いや笑えないから。

 

 

 

サイズは羽化直後で73mmを超えて、羽化6日(23度とやや高めで管理)で72.8mmでした。つまり余裕の現飼育レコード(70.2mm)オーバーでした。しっかり固まっても経験上、デキピエンスノコギリは大きく縮まないため、野外最大を下回ったりはしないでしょう。今年某アラガールとネブト記事の人がもっと大きいのを申請してくるでしょうが、私も申請だけはして土はつけられたと思うため、非常に残念でした。

ただ次も出せそうな感覚が掴めたので、♂75mmと目標を上方修正して飼育を継続します。(75mmは同じ還元率且つ、蛹体重で11g後半は必要そう。今回の個体は15gだったので、幼虫体重は17~18gは欲しい)

 

 

まあこの個体の出現のおかげでノコギリクワガタの飼育の方向性が定まったため、他の種類で良い結果を報告できればと思います。それではまた。