だいぶ遅くなりましたが、トクノシマノコギリの飼育記録を残しておきます。
いきなりですが、二番目に大きく育った蛹です。
サイズ感は伝わらないですが悪くはありません。
まあ特大というわけではありませんが。
上記の蛹は無事に羽化し、サイズは73.0mmちょうどです。成虫画像はこれしかありません。
一番目の個体の画像が多くあるのでご了承を。
生体はやや太短い形となりました。最初から最後までマット飼育で、蛹室がやや土っぽく朽ちていますね。
続いては最大個体のお披露目です。
蛹の顎は38mm台とトクノシマノコギリとしては長い顎をしていました。
二番目の個体は37mmとやや短めです。ただ体重は重くはないのでサイズはそこそこ止まりでした。
羽化直後の画像です。
こちらもマット飼育ですが、前者の個体と比較してマットの粒子がかなり残っています。
見た目では材内部に蛹室を作った感じに見えなくもありません。
羽化翌日の新成虫の♂。
バランスが良く野外個体を彷彿とさせる個体に感動し、つい手にのせて撮影してしまいました。
測定画像です。サイズは73.5mmでした。
因みにどちらの♂も幼虫期間は9ヶ月半前後で、蛹室作成から羽化までは2ヶ月かかりました。
どちらの♂も途中の飼育までほぼ同じですが、最後のボトルだけ一部環境を変えたのが形に影響したようです。
実際に飼育してみて、トクノシマノコギリの良型飼育個体を殆ど見かけたことがないのも納得できました。
ここからは本種の飼育の考察を述べていきます。
飼育に興味のない方には意味不明に聞こえるかもしれません。
実はこの世代の飼育は大きくならなかった個体がそこそこいたので、さらなる大きさを目指す場合は餌の調整は必須です。
どうもトクノシマノコギリは朽ちた餌を与えると大きくなれないようですね。
今現在(26年冬)WF2の幼虫を飼育していますが、適度に朽ちてる発酵マットを主体に飼育していますが成長は良くないです。
外見上大きく育ってるように見えても水太りは珍しくありません。
栄養不足から太短く羽化してしまうことでしょう。
昨年度良い結果が得られた個体は、朽ちた部分がほぼ無い良質な餌を食えた個体群が偶然大きくなれた、といったところでしょうか。
かと言って、真逆の環境で飼育すればそれだけで大きくなるという単純なものではないようです。
どの種類でもそうですが、幼虫投入からの餌の熟成が肝のようです。
小難しい話はさておき、♂の画像をどうぞ。
トクノシマノコギリは個人的に好きなので、美形を維持した特大個体を羽化させるべく今後も飼育を継続していきます。
それではまた。














