今年のベスト映画 | ポケットに台本を

今年のベスト映画

去年もそうだったけど、今年はさらに劇場へ行った回数が少なかったです。
Amazon prime video で、気になっていた映画を消化したりしてました。

気になっていたというのはつまり、ネットとかで評判になってたという事なのですが、改めて他人の評価に頼っては駄目だと思いました。
「評判だからチェックしておきたい」というのも少しはありますが、私は別に評論をしたい訳ではないので。

特にホラーやサスペンスで「じわじわ来る」とか「よく考えたら怖い」とかをウリにしてるのは駄目ですね。
「始まった瞬間から興奮して、終わった瞬間にはスッキリしている」。私が映画に求める事はそれだけです。

劇場で観た中では、「ナイブズ・アウト」「ザ・ハント」が面白かったです。
「TENET テネット」は駄目でした。

「ナイブズ・アウト」は、最初に登場人物たちが供述をするシーンで説明ゼリフが多すぎて「これは駄目かも」と思ったのですが、そこを耐えたら後は面白かったです。
ダニエル・クレイグが楽しそうに演じているのが良かった。
ジャンルはミステリーだと思いますが、謎解きよりも、登場人物が翻弄されている感じが皮肉っぽくて楽しかったです。

「ザ・ハント」は何度か公開を延期しているという事で、公開を心待ちにしていた人も多かったようです。
で、なんとなく自分も心待ちにしていたかのような気分になって、観に行ってしまいました。

批評家の評価は「政治的メッセージが強すぎる」という事で低かったようですが、私は政治のことは良く分からないので大丈夫でした。
それも含めて、前情報を入れずに行ったのが良かったです。初見の客を大事にしてて好感が持てます。

ざっくり言うと、SNS でデマや誹謗中傷を発信した人をさらってきて、野に放って狩るっていう話です。
来年公開の「ガンズ・アキンボ」もプロットだけ見ると似てますが、テイストは違いそう。
上で「前情報を入れない方が良い」と書いた以上、内容は伏せますが、個人的には「ザ・ハント」はもう一回観たいです。

劇場以外で初見で面白かったのはこんな感じです (★は特に良かったもの)。

「ザ・ギフト」
「MUD -マッド-」
「アップグレード」
「イングロリアス・バスターズ」
「俺の獲物はビン・ラディン」
「レディ・オア・ノット」
「世界最速のインディアン」
「ナイチンゲール」
「ハッピー・ボイス・キラー」

初見ではないが、好きでもう一回観たものはこんな感じ (私と好みが合うかどうかの判断材料にどうぞ)。

「アダプテーション」
「完全なる報復」
「狼男アメリカン」
「新感染 ファイナル・エクスプレス」
「ゾンビランド ダブルタップ」
「デス・ウィッシュ」
「ブレイブ ワン」
「トロピック・サンダー」
「コンボイ」
「サプライズ」

どうも最近、リベンジアクションを観たがる傾向にあるようです。

「完全なる報復」と「デス・ウィッシュ」は今年だけで2回ずつ観てますね…。
ちなみに「サプライズ」は、「ザ・ハント」を観たあとに観たくなりました (たしか Amazon でプライム対象だったはず)。

今年の私のベスト映画ですが、やはり観ている間ずっと楽しかったということで、「ザ・ハント」にしようと思います。
それでは来年も、素敵な映画ライフを。

 


 

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